春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
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固定金具取付前

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固定金具取付後

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エルボの折れ曲がりの上部分で固定したので、だいぶ剛性感が出た

既存のシングル煙突の時の固定金具は、直径が違うのでバンドも使えず、長さも合わないので使えなかった。前回と同じ高さだと煙突の継ぎ目が干渉してしまうので、なるべく低めの位置で最大限の振れ止めの効果を狙った。

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上から見下ろしたところ

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新築からコンサルさせてもらっていたら、かわはら式耐震煙突固定法で、炉壁のすぐ上でも固定していただろう

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あらかじめ現場で寸法を計測しておいて、事前に固定金具の長さを調整しておいた。

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普通は入荷したら、そのまま現場に持って行き、現場で切断するが、今回は現場確認済みだったので事前作成する

そのことで、現場に余計な工具や養生などの資材を持っていかなくて済むし、何よりもスムーズに短時間で工事できるようになる。

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どの穴同士を組み合わせるかを考えつつ、切断場所を決定する

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使用する部分を養生して、サンダーで切断する

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切断面はヤスリでバリを取る

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黒の耐熱スプレーで、切断面を塗装する

この部分は煙突固定金具のバンドで隠れてしまうし、ステンレスで錆びる素材ではないので、実用上、機能上はここまでやる必要があるかどうかは議論のあるところだけど、できることはやっておこうという感じだ。

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室内側が全部シングル煙突と二重断熱煙突では、明らかに燃焼効率が違う。煤の付着量、焚き付けのしやすさ、空気の絞りやすさなど、性能面では、あらゆる点で後者が優れる。

数年使った後の入れ替え工事なので、必ず、この冬からユーザーは「やって良かった」と実感するだろう。これまで数件同様の入れ替え工事をしてきたけど、焚き付けの瞬間から、すぐに実感してくれているので、私も自信を持ってお勧めできる。

シングル煙突しか使ったことがない人は、「それなりの燃え方」が当たり前になっていてあまり実感しないと思うけど、明らかな違いがある。もし入れ替え工事をしても、効果が体感できない場合には、全額返金して元に戻しても良いくらいだ。その場合は、シングル煙突を捨てずに保管しておいて欲しい。

これまでメーカー不明の高木工業以外の既存煙突だとコネクター形状が合わないで、引き受けるのを躊躇してしまっていたけど、他社製から高木煙突への変換アダプターができたので、これを使えば互換性を気にしないで高木煙突を使える。

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よくある、室内の吹き抜け部分オールシングル煙突施工の現場

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口元までオール二重断熱煙突に入れ替えた

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シングル煙突を撤去するとメーカー不明の二重断熱煙突のコネクターが出てくる

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他社製→高木煙突変換アダプターを取り付けてコネクター形状の違いを解消

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口元までオール二重断熱煙突&ダンパー付きの二重断熱煙突の仕様にした

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小人数のBBQならば、BBQコンロを使わなくても薪ストーブの炉内を使う作戦もある。

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BBQ開始の1時間前くらいに火入れ

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熾火ができるまでビールを飲みながら待つ

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熾火ができたら五徳と富士山の溶岩プレートを入れて炉内でBBQ

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美味しく焼き上がった

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ビールが進む

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煙突トップからブラシで煤を炉内に落とした。これまで私が経験した最大なのはバケツ二杯分、炉内が全部煤で埋まって扉を開くこともできなくなったというものだったが、今回はその半分程度だった。生乾きの針葉樹を多く焚いていると言って、その2シーズン分だったので覚悟を決めていたけど、意外と少なかった。

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本当は毎シーズンやる必要があるのだけど、昨年できなくて2シーズン分の煤の量(バケツ一杯程度)

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炉内の煤も落とす

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煙突掃除&炉内メンテ完了

二重断熱煙突の屋根抜きにする前は、シングル煙突で壁面出しだった。この時は1ヵ月に一回、この2倍の量が出ていたということだった。つまり2シーズン分だと今回の量の2倍×5か月分×2シーズン=20倍ということになる。

適切な煙突設計により、薪ストーブや薪や焚き方が同じでも煤の量が20倍違うということになる。それだけ燃焼効率が良くなったということだ。従来は燃えずに不完全燃焼した煤がそれだけ出ていたわけで、この違いは極めて大きい。中国製の安い鋳物の薪ストーブだからといって、安易にシングル煙突を使っているユーザーも多いけど、そういう機種だからこそ、むしろ二重断熱煙突にした時の効果は大きいということになる。

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ちなみに、この現場も「かわはら式化粧板」を採用して、二階の寝室に暖気を上げているが、これも好評だった

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