春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
煙突の立ち上げ方は色々ある。

1.薪ストーブの口元から真っ直ぐ屋根に向けてストレートに立ち上げる方法
2.薪ストーブの背面から水平に出して、壁を抜いて、屋外でL字に90度立ち上げる方法
3.薪ストーブの口元から上に出して一階の上部でL字に90度曲げて屋外に出し、外壁でさらに90度曲げて立ち上げ、屋根のひさしを抜いたり、屋根部分に切り欠きを入れて屋外はストレートに立ち上げる
4.3の状態で立ち上げた後に、ひさしをかわすために煙突を45度や30度に折り曲げてオフセットさせる

当然のことながら、後になるほど折れ曲がりの回数が増えて、排気抵抗となる。

私のように薪ストーブ施工店をやっていると「全く同じ薪ストーブの機種」「全く同じ薪」「焚く人間のテクニックも全く同じ」で、煙突の状態が違うことによって燃焼状態がどう違うかということを試すことができる。

どんな煙突の施工方法でも、ある程度温度が上がって、安定燃焼してしまえばそれほど極端な燃え方の違いはない。しかし、焚きつけ時はやはり全然違う。1の状態で施工した場合には焚きつけ時に室内側に煙が漏れることは皆無だけど、後ろにいくに従って焚きつけ時や扉を開いた際に室内側に煙の漏れの量が増えてくる。

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天板から上部に立ち上げて、一階の天井付近で折り曲げて外壁に出すパターン

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外壁を90度折り曲げて立ち上げた後に、屋根のひさしをかわすためにオフセットさせている

普段使いで折れ曲がりの回数は、室内側への煙の漏れの量として体感されるが、メンテナンスの際にも大きく作業性は異なってくる。90度のところにはブラシが通らないので、そこで蓋を設定して二方向に向けて掃除する必要がある。その際に煤が漏れて室内側が汚れてしまう。蓋を設定しない90度の折れ曲がり施工もたまに見かけるが、それは論外だと思う。煙突をバラさないと掃除できないのは、大変だ。設置時、施工時にメンテナンスの作業性を考えないと後になって苦労することになる。メンテナンスは毎年のことなので、これが楽にできるか、大変かでは大きな違いがある。

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コメント
この記事へのコメント
新築だった為何の躊躇もなく真直ぐに立ち上げました所、焚き付けの安定したドラフトには目茶苦茶助かっています。気密性のある状況で一切部屋に煙が入って来たことはありませんし初期コストは掛りましたが、メンテコストと女房や次代の子供たちの維持費を考慮すれば所詮変わらないか、むしろ安上がりだったと推察出来ます。

F400のヨルール系はドラフトがそもそも強い機種かもしれませんが(二重煙突ですし)朝まで長時間熾きが持つので焚き付けは一回したら終わりですがそれでも炉内料理を頻繁にする私には扉を開けたりする時の煙も一切還流したり籠らず匂わないのでお客様にも迷惑を掛けずに済むので大変に有難いと思っています。

ただしドラフトはマージンを設定してあるのか強くなっているのでアクティブにコントロールしたいのでダンパーを年内クリスマス明けに設置。
これで当面は完璧。

今後燃費とか温度とか炎とか持ち時間への影響変化の記録をして残してみます。

ただし東京の家で今後設置するときは屋根出しは梁もあるし近所の目もあるのでどこに出すかケースバイケースです悩みます。ただし煙突掃除だけは出来る年齢までは自分でやる心算です。
斜め出しも良さそうで迷うかと思いました。

東京は絶対カワハラさんに相談して施工して貰いますので宜しくお願いします。
私は同じ内容なら金額交渉をいつもしますが基本はクオリティーある仕事にはお願いする主義で値切たりしません。焚き汗
2012/12/21(金) 09:37:37 | URL | #yLjmSUGw[ 編集]
我が家は今年設置しました。
2番の水平抜き1mから90度垂直曲げで曲がった所から7m上がって行ってます。

2番仕様でも温度が上がってからのドラフトは強すぎるくらいでダンパーを付けようかと検討中です。

問題は焚き付けの時で、煙が部屋の中に入る事が多いです。
着火材は必須で、始めに温度を強制的に上げないと煙が部屋の中にどんどん入ってきます。

ガスバーナーを使って強制的に炉内の温度を上げるとちょっとマシですが
何か良い焚き付け方法は無いかと悩んでおります。

煙突は全て2重で、700SLを使っております。
薪は材木屋から頂いた3〜4年乾燥してあるケヤキを使っていますので、薪に問題は無いと自信があります。
2012/12/21(金) 23:46:00 | URL | もな #-[ 編集]
直言ですが失礼致します。
相当の超高気密で焚き付け時点でファンを回すんでしょうか?

もしそうでなければ煙が焚き付けで侵入するのが証拠にそれを一般では弱いドラフト状態として避けるのではないでしょうか?

温度が上がってからも弱いドラフトはもう煙突が詰まっているなど故障という死に体の状態ですから、上がったあとのドラフトを下げたいのは燃費でしょうか?それとも別の理由でしょうか?

うさぎは炎のゆらぎを出したいので
ダンパー付ける予定ですが、絞りかたを少し間違えると折角の薪が安定に入り辛くなるでしょうし、燃焼中も吸気口から出入りする空気で部屋は煙臭くなるなどで害も出ると今から扱いには慎重に対処する予定です。

横レスでしたらお許しください。
2012/12/22(土) 07:55:57 | URL | うさぎ #yLjmSUGw[ 編集]
うさぎさま:

設置場所や方法は現場を見せていただいてから考えたいですね。機会があれば、よろしくお願いします。

それからダンパーを設置して燃焼中に絞っている場合に、そのままの状態で薪を投入するために扉を開けると室内側に思いっきり煙が漏れてきて、室内が煙臭くなります。扉を開く場合にはダンパーを全開にする習慣をつけておくと良いと思います。

焚きつけ時点のファンというのが、どういうことだか、ちょっと判りませんので、もう少し詳しく書いていただけますか?
2012/12/22(土) 08:17:18 | URL | かわはら #MvScDlpk[ 編集]
もなさま:

煙突を平行に背面出しするのは700SLの場合に天板を広く使えるのでお勧めな方法です。L時の折れ曲がりが一箇所なので比較的、排気抵抗も少なくドラフトも良好です。

ダンパー設置も有効だと思いますが、水平壁出しだと、どこにどう取り付けるかが難しいですよね。

焚きつけ時に煙が入らないコツは細割の薪を大量に使うことです。それで炎を一気に上げれば室内側にはほとんど煙は来ませんよ。ガスバーナーより効果的です。
2012/12/22(土) 08:21:25 | URL | かわはら #MvScDlpk[ 編集]
ファンって我家で使う言葉なんですが換気扇のことを言います。汗

焚き付け時点で気密性住宅で換気扇廻すとドラフト強い煙突でも煙が入ってしまいますよね。
2012/12/22(土) 08:36:44 | URL | うさぎ #yLjmSUGw[ 編集]
うさぎさま:

なるほど。台所の換気扇のことでしたか。高気密高断熱の家だと、焚きつけ時の影響は大きいと思います。
2012/12/22(土) 14:38:29 | URL | かわはら #MvScDlpk[ 編集]
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