春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
薪ストーブ生活を継続的に送っている場合は、自分の周囲の人に「薪にしたいから、腕より太い広葉樹が出たらちょうだい」と具体的な要望で声をかけておいた上で、ある方法を取れば、わざわざ自分で回収に行かなくても、だんだんと自然に持ってきてもらえるようになる。

今回も、近所で造園屋さんに行っている人が、持ってきてくれた。

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2tダンプに原木満載で、かわはら薪ストーブ本舗のストックヤードに到着

このやり方を構築するための重要なポイントは二つ。

一つ目は、自分の都合やスケジュールは関係なく、先方の都合で来ることになるので「事前に受け入れ場所を明確に指定しておくこと」が大切だ。原木がやってきてから、降ろす場所を探しているようではスピーディーさに欠けるので、貴重な原木が自分のところをスルーされて処分場行きとなる。

二つ目は「案件があった場合には、あまり美味しくない樹種や太さ(細さ)でも断らない」ことだ。一度でも断ると、次からの話は、まず来なくなるものと認識しておこう。他のところへ話が行くようになって、そこでの受け入れが継続することになる。

勘違いしている人もけっこういるので、少し解説しておこう。先方はこちらに「薪としてふさわしい美味しい原木を提供する」のが目的なのではなく「現場で伐採したゴミを速やかに格安で処分する」ことが目的なのだ。

造園屋さんや伐採業者にとっては処分場に持っていくと重量あたりの費用がかかってしまうであろう分が浮くし、薪ストーブユーザーには、費用と時間と手間をかけなくても原木が向こうからやってくるというふうに、両方にメリットがあって、お互いに良いことずくめのWin-Winの関係になる。

これらの二つの原則を守っていれば、わざわざ自分で薪集めに出かけなくても、自然に原木が手元に集まってくるようになる。数年に一度は「真っすぐな樫オンリー」とか「桜が適度に混じっていて、真っすぐな楢やクヌギばかり」みたいな美味しいこともあるが、むしろそればかりというのも考え物だ。どんな樹種が来ても、その時に応じて、色んな樹種による燃え方の違いを楽しめば良いし、それが勉強になる。太さ(細さ)についても、薪ストーブの運用におていは、一定のサイズばかり燃やすわけでなく、焚き付けには細くて短いもので針葉樹だってあった方が望ましいし、炉内の状況に応じて、樹種を切り替えたり、少しづつ大きく太くしていくのが効率良い焚き方なのだ。

このように原木が、常に自分の手元にあれば、自分が薪作りできる状況の時に、いつでも気軽にコツコツと作業できるようになる。時間のある時に少しづつ進めておけば、1シーズン分の薪を作るのはそれほど大変なことではない。薪を集めるための往復の時間、原木を探す時間と手間をかけずに、純粋に玉切りと薪割りだけすれば良いからだ。

継続的に薪ストーブを使っている人は、このような仕組みを構築すれば、大きく時間と手間を節約できる。

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ストックヤード奥の、今回の積載分を降ろす場所へ来たところ



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ダンプカーなので一気に降ろせる

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本日の、一車目終了(この後、もう一車、幹の部分が到着予定)

上記のような原木置き場が確保できない場合には、地域ごとの薪ストーブユーザーの仲間同士で共同して、伐採現場を順番に片付けていくという方法がある。ユーザーブログを見ていると、各地でそういう活動をしているグループがあるので、コメント欄なので挨拶して声をかければ受け入れてもらえる可能性が高い。

この方法の場合は日程的にもマイペースで動けない面もあるし、作業量的も素人がやるにはボリュームが大き過ぎるような現場を確実に綺麗に片づけ続けていく必要があるという性質のため、精神的、義務的なプレッシャーも出てくるので、一長一短ある。

私が薪ストーブの施工店でない、単なるユーザーだった頃には、自分でも「薪集めツアー」と称して主催していたので、その時の経験から状況を説明すると、自分で出かけて回収に行く場合には、自分が動きたい時に動けるけど、肝心の現場がその時に原木を回収できる状況かどうかという問題もある。自分のスケジュールと現場の状況が合わないと薪集めできなくて空振りに終わることがある。確実に原木を回収できる現場が自分の動けるタイミングで見つかるとは限らないし、仮に原木が見つかったとしても、現場で伐採、車に積んで何度も往復する時間も馬鹿にならないので、純粋に薪割りに充当できる時間の何倍も、必要になってくることも念頭に置いておこう。



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