春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

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チムニーに角トップを固定する際に一番重要なことは「煙突の芯の位置をどこにするか」の決定だ。必ずしもチムニーの芯の位置が煙突芯と一致させることが最良とは限らないところが難しい。

現実にはチムニーが図面通り、指示通りの寸法でできていることは稀だ。本当に厳密な正方形になっていることはなく、たいていは4辺の寸法がミリ単位で測ると全て違うし、仮に同じだったとしても正確な直角ではなく平行四辺形だったりする。そういう現実の建築物を前にして、どこを芯として考えるかというのが必要になってくる。単純に対角線の交点を芯にするわけにはいかない。

なぜなら、角トップが上からかぶさる寸法が決まっているので(通常は750ミリ角)そこから10ミリづつのクリアランスを確保して、730ミリの仕上がり寸法で設計しているけれども、誤差が大きい場合には、煙突芯の位置をチムニー芯と同じすると、チムニー外壁が角トップベースより外側にきてしまって、角トップが上からかぶららなくなってしまうケースも意外と多くあるからだ。この場合には、角トップが上からかぶさる時にチムニー外壁と干渉しない位置にずらさざるを得ない。

こういうことを防ぐためにチムニーの仕上がり寸法の指定を730ミリではなく、最初からもっとだいぶ小さくしてしまうことも考えるけど、最初から建築やさんや大工さんを信じないのもなんだかだし、小さく作ると、また別の問題が出てくる。

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角トップのベース部分は小さめのチムニーのサイズにも対応するようにコーチボルトの打ち付け位置の調整が効くようになっている

730ミリ角の仕上がりで制作されたチムニーであれば、角トップベースのネジ穴が完全に天端に隠れてくれるけど、小さめの場合にはこのようにチムニー外壁の上側が外気に露出してしまう。角トップの本体が80ミリ被さるので、雨の侵入はそうは頻繁には起きないけど、強風の際に吹き上げられることも考えると、小さく作り過ぎるのも、どうかと思う。

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防水テープで隙間を処理して、強風による雨に吹き上げ浸入を防止

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セラミックスーパーウール50ミリをベース上に敷き込んで、角トップ本体でサンドイッチして結露対策

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角トップ本体を上からかぶせると、上側と下側の縁が完全に切れて雨水の侵入は皆無となる

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最後に上から蓋を取り付ける(ボルトの締め付けトルクは緩めが良い)

※インパクトドライバーで締め付けると、ボルトを切ってしまったり、ネジ山をなめてしまったりするので手締めが望ましい

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無事に角トップの取り付けが完了

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コメント
この記事へのコメント
なるほど
エレベーターの昇降路の芯出しに通じる処がありますね。
2015/12/26(土) 09:02:52 | URL | yas #-[ 編集]
yasさま:

そちらはやったことないですが、きっと、そうかもしれないですねぇ・・・。
2015/12/26(土) 15:23:26 | URL | かわはら #MvScDlpk[ 編集]
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