春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

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チムニーに内部に煙突を通す前段階で、まずは固定金具をチムニー内部に取り付ける必要がある。

この固定金具の取り付け精度で、その後の煙突の傾きなどが全てが決まってしまうので、時間がかかっても構わないので、焦らず落ち着いてゆっくりと確実に行いたい。

まず最初にやる作業はチムニーの寸法確認だ。設計通りにできているかサイズを確認しよう。水平方向で真四角に見えても実は数ミリ狂っていて正確な正方形ではなく台形になっているようなこともある。また垂直方向でも同様で平行四辺形になっていて、上側の開口部の真下に下側の開口部が来ているとは限らない。別に多少ずれていても、よくあることなので驚くことはない。その現場の状況に応じて「ここが煙突の芯の位置」ということを総合的に判断して決定しよう。一番上だけでなく、貫通部分なども含めて下まで全部確認して、不都合がないかをまずは十分に検討しよう。

当然のことだけど、固定金具にはケイカル板の内側に木下地が絶対に必要だ。木下地がないでケイカルにビスが刺さっているだけだど、煙突の荷重を受け止めることができない。荷重や振動でケイカルが割れてビスが外れて、煙突が崩落して大惨事になる。寸法チェックと同時に、木下地が入っているか確実に確認しよう。チムニー作成前ににきちんと打ち合わせ通りになっていれば問題はないはずなのだけど、現実の現場では伝言ゲームみたいなことが発生して、指示通りできていないケースも多いので要注意だ。万一下地がない場合にはケイカルを剥がして、下地を入れる。

芯の位置の決定と、固定金具の下地の確認ができたら、いよいよ墨出しだ。芯の位置に線を引いて印をつける。そこに固定金具の中心を合わせてビス一本で仮止めする。

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水平器を固定金具に置いて、傾きを確認しつつ、他のビスを打って取り付け位置を確定する

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5点は普通の木ビスで打って固定するが、最終的に2点を太い六角の頭の太いビスで打ち荷重を受け止める

固定できたら下げ振りを垂らして、チムニー下部の取り付け金具の位置を決める。チムニーの上端のセンター、下端のセンターと単純に寸法を測っただけで位置を決めると、チムニーが平行四辺形になっていた場合に煙突が斜めにつくことになるからだ。あくまで測ったセンターは目安にして、実際にはレーザーや下げ振りなどを利用して、物理的に完璧に垂直線上に固定金具の位置が来るようにしよう。

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大工さんと直接打ち合わせして下地の位置をマーキングしておいてもらってある

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下げ振りの糸が固定金具に接するようにして、まずは一点を仮止めしてから、水平器で傾きを決定して、本固定する

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同一垂直線上に、上下の二つの固定金具の取り付けが完了した

この金具の位置がずれていると煙突は斜めになってしまうし、当然のことながら固定金具に人間がぶら下がっても、びくともしない何の不安もない状態でついている。この時点で問題があるようだと、色んなリスクがあるので、振り出しに戻ってやり直そう。

この固定金具の取り付けが終わったら煙突工事は半分終わったようなものだ。

良く見かけるパターンとしてチムニーの上端だけで荷重を受けて、下側は単なる振れ止め金具で受けている施工例がある。しかし、どちらがより安心か、確実かと考えたら自然と答えは出るだろう。

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