春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
かわはら薪ストーブ本舗は年内は、大晦日の31日も煙突工事や薪ストーブのメンテナンスで連日休みなく動いている。世間一般が年末年始のお休みの時期も動いている。

ちなみに年明けには、現在入荷待ちの薪ストーブ本体が入荷したら、すぐに新築住宅への設置の段取りを組む予定になっている。この案件は、実は年内にやるつもりでいたのだけど、発注したら品切れだった。施主さんは「入居したらすぐに薪ストーブを使いたいから引き渡し前に工事して欲しい」と考えているだろう。この時期だから当然だと思う。建物の引き渡し間際の設備工事が入り組む微妙なスケジューリングの段階なので、引き渡し前に複数の業者が入り乱れる状況で無理に工事をやるよりも、引き渡し後に落ち着いてやった方が良いと思っているが、どうなるだろう。

そんな状況の中で、今年1年を振り返ると、薪ストーブ設置工事で全国を飛び回った一方で、ショールームの改装工事も少しづつ進めることができた。これも、信頼して仕事を任せてくれたお客様はもちろんのこと、取引先も含めて多くの人の協力のおかげだと感謝している。今年の当初に目指していたことが全て完了するのは、来春以降になるだろう。本業の合間の時間が取れる時に少しづつ進めているので、思いのほか時間がかかる。現在のところは「やっと目鼻がついてきた」という感じで、自分の中では準備期間だったという認識だ。

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ショールームで4台、屋外のウッドデッキで2台、合計6台に同時の火入れが可能な体制の構築が完了

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青いホーロー(エナメル)の五右衛門風呂と緑のホーロー(エナメル)の薪ストーブのコラボ

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屋外のウッドデッキでは、まだ五右衛門風呂が製作中の段階で、計画の全容が明らかになるのは来春予定

それから、上の写真の赤や緑の薪ストーブが象徴するように、業務提携や新たな仕入れ先が増えたというのも特徴的な一年だった。商品や情報の入手経路が増えたことで、お客様に対して、より多くの選択肢を提供できるようになった。

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年明けの1月14日(土)の午前中に高知県高知市へ薪ストーブ設置の打ち合わせに行くことになった。

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遠方のためギリギリに到着することはできないので、ジェットスターが運航している高松空港経由で四国入りして前泊して、打ち合わせ後は帰りの飛行機の時間の関係で、現地を出るのは夜になる。そのため、以下の日時が空くので、もしタイミング良く高知市付近または高松市付近で会える人がいたら声をかけて欲しい。

13日(金)の夕方以降 (高知市付近)
14日(土)の午後 (高知市付近または香川県高松市付近)



「高知市に行ったら、これを食べるべし(飲むべし)」という情報提供も歓迎だ。

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薪ストーブをやりはじめる前は「薪が自分で集められるだろうか?」という心配があるのも当然だと思う。最初は情報がないので、どうすれば良いのか判らない。

しかし、ちょっとしたことを実行するだけで、簡単に集まるようになる。近所に、造園屋さん、神社、お寺、公園などの剪定した樹木が積まれているような場所があれば「薪ストーブの薪にしたいから、いただけないでしょうか?」と声をかけてみることだ。その際に「**町の**です」と自分のことを明らかにして怪しい者ではないことをアピールすると成功率が高まる。

とりあえずダメ元で、断られてもあまり気にしないようにすると良い。断られたら心が折れてしまうような繊細さは、これを機会に捨てよう。状況や運次第だけど、7割くらいの確率でゲットできると思う。断られる場合は、既に引き取り先が決まっていたり、廃棄処分のルートを変えられないという先方の事情があるだけで、意地悪されているわけではない。

原木そのものは、このように、ちょっとした声かけ次第で意外と簡単に入手できる。

それよりも重要なのは、その原木の保管場所、薪割りの作業場所、薪として作成した後の乾燥場所の確保だ。薪ストーブだけで全館暖房する場合の理想は2シーズン分の薪を積んで置ける薪棚、そして薪割りの作業スペース、原木の蓄積スペースの確保だ。乗用車6台分くらいの駐車できるくらいの広さががあれば理想だ。

田舎の方であれば、自宅の敷地にそのくらいの薪スペースや動線が確保することもできるかもしれないが、普通の住宅地では無理があるだろう。その場合には、自宅以外の周辺に民家のない空き地を借りて薪作りの作業場所、保管場所にして、自宅の方には当面必要な薪をその都度、持って来るというのが合理的だと思う。エンジンチェーンソーでの玉切りや、薪割りの斧やくさびの音で近所迷惑になることも避けられる。

そうやって薪集めしているユーザーのブログを紹介しよう。

薪ストーブでいこう!其の四拾弐~実録!とーちゃんの薪集め・前編~

薪ストーブでいこう!其の四拾参~実録!とーちゃんの薪集め・後編~

自分で積極的に動けば、何とかなる。「動く時間が取れない」「気力、体力がない」という場合には「薪を買う」というお金で解決する選択肢もある。自分で動く場合にも結局は時間や労力がかかっっているので、それを冷静に金銭換算すると、買った方が安くつくということもあるので、自分の状況に応じて考えてみよう。

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室内が漆喰仕上げの内装壁の場合、炉壁も漆喰にすると、室内の空間のインテリア性を損なわない、すっきりとしたデザインになる。

今回の愛知県の現場は「炉壁を施主さんがDIY作成したい」ということだったので、事前にアドバイスして、準備が整ったのを受けての設置工事となった。

ちなみに天井の化粧板の方も、作成、塗装も施主さんが事前に行ったものを使用している。このように自分でできるところはやると、完成した時の喜びも、工事を丸投げするよりも、はるかに大きくなるだろう。(もちろん、いきなりは無理なので、最初は別の小物作成などで工具類の取り扱いに慣れておく必要はあるが・・・)

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すっきりシンプルな炉壁

主役である薪ストーブ本体が、ソープストーンで素材の味わい、特徴が個性的で主張するタイプなので、よくあるレンガなどの炉壁ではお互いが主張し合ってチグハグになってしまう。よほど素材同士の組み合わせを吟味するか、主張しないタイプの炉壁が相性が良い。

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(真横から)間柱に鉄骨を打ち付けて空気層を確保して、鉄骨にケイカル板を打ち付けて、漆喰を塗る

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(斜め上方から)真横に回り込まなければ違和感はないが、気になる場合は木枠などで囲うのもありだろう

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外壁から、薪ストーブへの外気導入ガラリも炉壁を貫通させている

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背面の下側に製作者のサインが彫り込まれている

このサインは「責任を持って私が作りました」という証だ。ハースストーンのソープストーン性の薪ストーブには、このように一台一台ごとに愛情が込められている。

かわはら薪ストーブ本舗ではDIYで炉台、炉壁を作成したい場合には個別の案件ごとに具体的なアドバイスを行っている。

来春、希望者がいれば、店舗で炉壁作りに直結する壁塗り講習会も行おうと思っている。



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年内最後の煙突工事&薪ストーブ設置工事の現場は愛知県だった。

年末の押し迫った時期で、工事直前の前日まで地元でみっちり予定が詰まっていたので、いつものように、地元で荷受けして車に積んで現場へ持っていっていたら、全然間に合わない。そのため、事前に薪ストーブや部材、工具などの一式を現場直送にしておいて、工事当日に始発で地元出かけて、身体一つで日の出前の品川発の新幹線で駆けつけて、朝イチに現場着で、一日で一気に終わらせる作戦を取った。

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煙突は室内側からロープで引っ張り上げた(ブロックでもなんでも現場で使えるものは使って高さ調整)

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煙突固定の後、囲いフラッシングの内部に断熱材を充填した

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無事に屋外側の作業が完了

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室内側もサクサクと進めて、設置完了後にすぐに「上から着火方式」で火入れ&レクチャー

途中で何度か外に出て、煙突からの煙の状態をチェックして「これなら問題ない」というのも確認できて、安心してもらえた。焚きつけの直後と、追加薪の投入直後に少し薄っすらと青白い目視確認できる状態になるけど、それ以外はほぼ煙は見えないということが認識できたと思う。

逆に言えば、もし目視確認できる白い煙が出ているということは「温度が低い」「空気絞り過ぎ」「薪の量が少ない」「薪の乾燥不足」ということで、何かしらの問題があるということだ。

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薪の追加投入、二次燃焼の空気調整のコツまで時間をかけて教えてきた

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薪から離れたところでの安定した綺麗なオーロラ炎が楽しめる。もちろん煙突からは目視確認できる白い煙は全く見えない

さすがにソープストーンの重量級ストーブなので、安定燃焼するまでは、他の素材の薪ストーブよりも時間がかかるけど、一度暖まってしまうと、蓄熱してくれるので長時間安定して暖かい状態が続いてくれる。上品で、心地よい、穏やかでマイルドな暖かさが特徴だ。

広い土間に、既存壁面と同じ漆喰仕上げの炉壁ですっきりとしたデザインで納まった。ハースストーンのヘリテイジに、髙木工業所の二重断熱煙突を積み合わせて、口元ギリギリまで攻めて使って、排気効率を極限まで高める仕様だ。このようい煙突を口元付近まで二重断熱煙突を使うと、排気温度が下がりにくいのでドラフトが弱まらないので、空気調整を絞っても安定して燃焼し続けてくれるので燃費が良くなるのだ。「煤の付着が少なくて煙突掃除が楽」というメリットだけでなく、シングル煙突を多用するよりもメリットが大きい。

安定した綺麗な二次燃焼のオーロラ炎で、柔らかい暖かさい包まれて、施主さんも大満足で、うれしかった。



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熾火の炉内で十分に熱したダッチオーブンの蓋に油を敷いてから、餃子を置いて再び炉内に入れる

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焼ける音を意識しつつ、数個裏返してみて、良い感じの焦げ目がついたら、一度炉内から出す

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水を餃子の高さの1/3くらいまで一気にヤカンなどで注ぎ込む

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耐熱ガラスの蓋をのせて、炉内に戻して蒸し焼きにする(蒸し焼きの途中では蓋を外したり出したりしない)

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水が概ね蒸発したのを目視確認したら、炉内から取り出し、ビールと一緒に食する

蒸し焼きにすることで、100℃の安定した熱でじっくり加熱するのでピザのように底面を焦がす心配が少ない。目視確認できるガラスの蓋を使えば火から降ろすタイミングが遅れることもなく、誰にでも失敗なく、簡単手軽に確実に美味しく作れるので、超お勧めの薪ストーブ料理の一つだ。

同じ具で作っても、他の調理器具で作るのと明らかに味が違うので、試してみてはどうだろうか?

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今年はサンタさんから私にもクリスマスプレゼントが届いた。

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お手紙が入っていた

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作り方の説明書も同封されていて迷わず作れた

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美味しそう♪

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薪ストーブの炎の前でいただいた

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美味しかった♪

和栗のクグロフを送ってくれたパンカフェ「パンセ」は千葉県白子町にあって、今の時期は薪ストーブの炎を眺めながら、ランチやコーヒーなどを楽しめる。下記のFBの投稿の通りで、置いてある薪ストーブの機種は店内の空間容積に最適なハンターストーブのスカゲンだ。立ち上がりの速さ、燃費の良さで選んだ、この店の二台目の機種だ。

「薪ストーブってどんなものか、とりあえず体験してみたい」「具体的にハンターストーブのスカゲンそのものを見てみたい」という人は、直接行ってみて欲しい。(カフェなので、予約なしで営業日だったらいつでもOKだ)

パンセ (Pensée)
千葉県 長生郡白子町 中里 5396
0475-47-2962
営業時間 9-17時
火曜日定休

※年末年始は12月29日から1月1日まで休み、1月2日営業、1月3日休業





かわはら薪ストーブ本舗のショールームには、ハンターストーブは「ヘラルド8」の実演機と「ヘラルド14」の展示機が置いてあるけど、その他のハンターストーブの機種全部はスペースの都合上置くことはできない。「スカゲン」は千葉県内であればパンセに見に行ってもらうにして、その他の機種の「ヘラルド14」「イングルヌック」の施工実績も千葉県内であるので、実機を見てみたい人は、施工した現場をご案内することが可能だ。(こちらはお店ではなく一般家庭なので、要スケジュール調整)

ハンターストーブ以外のメーカーの薪ストーブで、ショールームに実機の置いてない機種でも、千葉県内でも、それ以外の地方でも施工した現場を案内することもできるので、問い合わせて欲しい。この時期だったら実際に火の入っているお客様宅で、現実に使われている状態での薪ストーブを見ることができる。きっと施主さんは快く受け入れてくれるだろうと思うし、ユーザー同士の生の交流や情報交換もできると思う。

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ファイヤーサイドのオリジナルのクリスマスバージョンのラベルのHetaビールが到着

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赤いホーローの扉のHetaとの相性は抜群だった

マイルドで優しい味で飲みやすい美味しいビールだ。中身は南信州ビールのアンバーエールなので、気になる人はチェックしてみよう。




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カツデンアーキテクツという日本メーカーの鋼鈑の薪ストーブに触れる機会があったので、紹介しよう。

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分解してバラバラにできるのでメンテナンス性が良い(搬入性、施工性も良く、一人で設置工事も余裕で可能)

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サクサクと組み立てていく

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バッフル板が二重構造になっていて、エアカーテンとして吹き降ろす仕組み

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遠慮なくガンガン焚いてみる

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天板は400℃近くまで余裕で上がる

今回のはプロトタイプで市販バージョンとは若干違う部分があるので、正確な評価はできないけど、これからの発展が楽しみなモデルだと思った。日本製なので、改良点のフィードバックを受けて、バージョンアップしていくと、さらに良くなると思った。

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クッキングストーブは炉内が熾火になることを待たないでも、ガンガン焚いている時でもオーブン室の安定した高温で手軽に料理できるので、失敗が少ない。

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立ち上がり時に、まずは小手調べで干し芋を温める

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温度が上がってきたらピザに突入

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奥様も怖がらず、積極的に触れてくれた。夫婦で薪ストーブを使い倒してくれそうな気配。

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ネギみそピザは絶品だった

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焼きおにぎりも、適度に味噌に焦げ目がついて美味しかった(オーブン室も300℃オーバー)

ガンガン焚いても料理ができるのは、クッキングストーブならではの楽しさだ。オーブン室の底に敷いてある石がオーブン室の温度を均一かつ、安定して保つ働きをしていることを感じた。

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今回導入したエイトノットのクッキングストーブは、長野県松本市から、製作者の上原さんが直接施主さん宅に持ち込んでくれた。

そのため、設置後の取り扱い説明も私は基本見ているだけ。自分が工事したのに、取り扱い説明しない現場って、何だか不思議な気がしたけど、たまには新鮮で良いものだ。

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設置完了後、製作者自ら、直接ユーザーにレクチャーという贅沢な取り扱い説明

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記念すべき初火入れ

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すぐに全体に火が回る

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二次燃焼の安定した状態では、大きな正面のガラス、側面のガラスで迫力がある

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真横からでも炎がしっかり鑑賞できる

この薪ストーブは長野県松本市の工房に以前、見学に行ったことがあり、実機の燃焼、製作過程を見ているので、導入に当たって不安はなかったけど、実際に初めて自分のお客様宅のところで設置して使用しているのを見られて、その時の印象通りで、自分のお客様に勧めても大丈夫な機種だと改めて思った。

「国産」「鋼鈑」「クッキングストーブ」というキーワードでピンときたら検討に値する機種だ。

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関西薪ストーブの旅から、関東に帰ってきたら、休む間もなく関東での薪ストーブ設置&煙突工事だった。

いつもは、一人で作業中に写真撮影しながらマイペースでじっくりやるのだけど、今回は三人でスピード優先で一気に進めた。そのため作業中の写真撮影はなしだ。煙突工事&薪ストーブ設置のフルコースなのに、早朝から作業をはじめて、昼前には薪ストーブ設置を完了という驚異的、記録的な進み方だった。通常は作業が終わるのは夕方なので、ものすごい勢いだった。

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かわはら薪ストーブ本舗で標準採用のチムニー&角トップでの施工

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二階、吹き抜け上部の廊下を煙突が通り抜けるプラン

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煙突工事を終えてから、すぐに薪ストーブ本体の搬入

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耐熱ガラスの巨大な炉壁で、外からの明かりを取り込みつつ、既存のサッシへの熱を遮るプラン

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サッシの内側に柱を立てて、耐熱ガラスの炉壁

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関西、薪ストーブの旅を終えて、ようやく地元の千葉に戻ってきた。

この五右衛門風呂は、単純に風呂窯の下で火を燃やすだけでなく、二階建ての構造りになっていて、真下で燃やした後に周辺の煙道を囲むように戻ってくる経路の燃焼室のために非常に効率が良い。単純なものだとお湯を沸かすのに1時間程度かかって、薪も大量に必要になるが、このタイプはわずか30分で沸いて、薪の消費も薪ストーブの天板でお湯を沸騰させるまでより、むしろ少なくて、びっくりするくらいだ。

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屋外設置した五右衛門風呂

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放置して油断していると熱くなり過ぎるので、水を混ぜて適温に下げる

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炉の部分は意外と熱くならずに、ヤケド(や火災)の心配はない

・焚き付けから30分程度で良い湯加減になる
・使用する薪の量は意外と少なくてかなり効率が良い(端材と数本の中割り薪のみ)
・ロケットストーブのような燃焼
・薪が燃え尽きた後も、余熱が残るのでお湯が冷めにくい
・築炉ユニットの部分の表面温度は70℃程度とヤケドをするほどでもない



まだ洗い場ができてないけど、試しに入ってみた。なかなか良い感じだ。



まだまだ、作成途中だけど、きちんとした洗い場ができて、完成するのが待ち遠しい。年明けには、形になるだろうか?

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関西薪ストーブの旅の帰路に、東京都福生市の「これから薪ストーブを設置したい」という現場を見に行った。千葉に帰る前のタイミングなので、合理的な動きができた。

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現場に到着(玄関側)

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側面に車を移動

お客様は現在、灯油式のFFストーブが置いてある部屋の隅に薪ストーブ設置のイメージを持たれていたけれども、総合的な観点から、別のベストの場所を提案させてもらった。

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煙突はこのキャットウォークの淵の、右側の手すりの柱の中間辺りを貫通させることにした

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テレビの右隣が設置位置

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今回の都内での薪ストーブ設置案件は、住宅の設計時点からコンサルさせてもらっていた。そのため図面完成の段階から、色々とアドバイスしていた。都内で特殊な形状の敷地という条件があったので、薪の搬入動線から煙突のトップへのアクセス経路、メンテナンス性など、「ユーザーの使い勝手」を最優先した。

住宅の設計時に薪ストーブを導入するにしても、複数の設置経験があっても、実際の自宅での使用経験のない設計士や工務店だと、細かな使い勝手まで配慮できないのは無理もない。

薪ストーブの設置工事の費用はどこに依頼しても同じ部材を使用したならば大差ないけど、ノウハウの有無で使い勝手は大きな違いが出てくる。

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薪ストーブを設置した二階リビングに接するベランダの活用がポイント

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梯子を上ると屋根に、安全に直接アクセスできる二段構成のベランダ

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このように上段のベランダから屋根の棟に出て、煙突トップに容易にアクセスできる

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焚き付け直後の煙が出ている様子

このようにメンテナンス性に配慮しただけではない。

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周辺の家の屋根より遥かに高い位置にあるチムニートップ

都内の住宅地ということもあり、周辺の住宅の屋根より、明らかに高くなるようにチムニートップを設定して、なおかつ敷地の中心部分に位置を持ってきて隣家との離隔距離を最大限に確保した。このように煙による近所からの苦情、トラブルが発生しにくいように、煙突の配置や高さの設計など、できることは全て行った。

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以前、都内で新築住宅へ、お客様の入居前に設置したスキャンCI-8GLだけど、実際に入居して生活が始まって、少し落ち着いてから火入れ説明することにしていた。

今回、関西薪ストーブの旅の帰り道に、静岡で薪を仕入れて東京に寄れば動きに無駄がなく合理的なので、このタイミングでスケジュール調整して寄らせてもらうことにした。

まずは、訪問当日の午前中に、富士の風と日光を2年間受けて熟成された極上薪を仕入れさせてもらった。

午後に現場に到着して、薪を降ろした後に、斧やナタで小割の焚き付けを作成することをレクチャーして、数回分をとりあえずお客様と一緒に作った。

それを部屋に持ち込んで、上から着火方式で煙の少ないやり方を説明しながら実演して見せた。

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炉内にこれ以上入らないくらいの目いっぱいの薪を組んで、細い上の薪に火をつけるのがポイント

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そのまま放置しておけば、順次下の薪に燃え広がっていく

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「そろそろダンパーを閉じようかな」という段階

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炎が入ってイメージ通りに完成した空間

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ダンパーを閉じて、二次燃焼の安定したオーロラ炎が出ている状態

日中なので明るくて判りにくいけど、青白い成分のオーロラの炎と、明るい炎が半分半分くらいの理想的な燃え方をしている。面白がって、ついつい空気を絞り過ぎてしまいがちなので、煙を出さない効率の良い燃焼をさせるコツを伝授してきた。

この取り扱い説明の後日、ユーザーさんから以下のようなメールをいただいた。本人の了解が取れたので紹介する。

昨日はありがとうございました。

点火用薪の準備から、炎のコントロールまで一連のルーティーンを詳細に教えていただき
大変勉強になりました。また配送いただいた薪の乾燥状態は素晴らしく、心配された点火時の
煙はほんの僅かだったので、これから安心して焚く見通しがつきほっとしました。
とはいっても、焚き始めの時間帯には気をつけて、洗濯を干す朝7時から9時の時間帯は
煙や臭いを出さないよう、ご近所への配慮は続けていこうと思っています。
 
昨日はお帰りになった後もそのまま焚き続けて、夕方にデイサービスから帰ってきたは父に
見せたところ、「本当に体の芯から温まるぞ!贅沢やな~」ととても喜んでくれ、いつもはさっさと
自分の部屋に行くのですが、昨日は寝る前までずっとストーブの前に座って新聞を読んだり炎を
眺めたりしていました。

また、その他にも夕食のスープや野菜炒めを温め直したり、焼き芋も1時間もかからず
ほっくほくに焼き上がり、妻も娘も大喜びでペロッと平らげてしまいました。
 
最後の薪を22時ごろ投入して23時前に就寝したのですが、翌朝5時半に起きて灰を確認した
ところ、さすがに表面は消えていましたが中にはまだ赤々と熾きが残っており、焚きつけ用の
細い薪を入れるとすぐに炎が上がり、そのまま焚くことができたので出勤前の時間も温まる
ことができました。(もちろん煙も確認しましたが、やはりほとんど見えないほど僅かな量でした)
 
川原さんのおかげで夢を実現することが出来ました。本当にありがとうございました。
 
薪については今後は自給できる見通しもついたので、早々に2階のバルコニーに薪棚を準備して、
安定した薪動線を確保したいと思います。引続きご相談させていただきたく、よろしくお願いいたします。



喜びと満足感が伝わってきて、とてもうれしかった。このようにユーザーが自立して、快適な薪ストーブライフを送れるように配慮しているが、狙い通りに実現できると、充実感を感じる。お客様の夢の実現のお手伝いができるなんて、幸せな仕事だと、しみじみとした。

これからも、自分のことを信頼してくれるお客様を大切にしていこうと改めて思った。

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関西薪ストーブからの帰り道に静岡で薪を仕入れて、東京へ配達した。

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配達現場に到着

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ガレージの雨の当たらない場所に降ろす

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近所の公園でゲットした原木があったので、その隣に降ろすことにした

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井桁で安定させてコンパクトに高く積んだ

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この後、すぐに焚くのが楽しみ♪

※ご注文いただいている薪のお客様のところも、できる状況の時に順次配達していきます。年内に何とか行けるように頑張ってます。忘れているわけではありません。(この時期は注文が殺到しているので、お話しをいただいてから実際に動けるの1か月以上かかることもあります)

なお、来シーズンに関しては、シーズンに入ってからではなく、春から秋のシーズンオフのご注文をお勧めします。薪棚が空いている状況であれば真夏でもOKなのです。



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南海地震に備えて「かわはら式耐震煙突固定法」を採用した、薪ストーブ設置工事の現場の紹介です。
続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?
薪ストーブ設置工事の後は、そのままパーティになだれこんで、その中で使い方の説明や、料理のレクチャーなど行った。

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緻密な計画と準備がされていた

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大空間でのパーティ

設計士さん、工務店、施主さんの近所の友人を招いてのパーティに、混ぜてもらっての幸せなひと時。

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定番の天板のダッチオーブンでの白菜とベーコンの蒸し焼き

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同じく定番の、炉内ピザ

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今回の和歌山での煙突工事&薪ストーブ設置工事は、かなり微妙な天候だった。当日の天気予報は晴れで、朝のうちは良い天気になる感じで安心しきっていたのに、作業をはじめたら、急に雲ゆきが怪しくなってきた。作業効率は落ちるが、雨に当たらないようにと、あまり派手に工具や資材を広げないようにコンパクトに行った。

そして煙突工事で、何回か屋根に上がっている時だけ不思議と雨が降って、作業が終わったら、思いっきり晴れた。滑りやすいリスクの高い環境という厳しい試練を、神から与えてもらった。屋根に上がる前から雨降りだったら回復まで待つのだけど、なぜか屋根に上がった直後に降ってくる。なんとか無事にこなすことができた。勾配のきつい屋根なので、足袋を履いても滑った。

ただ、この日は作業後の夜間には強い雨となったので、もし半日天候のサイクルが早まっていたら、当日の昼間の作業はできなかっただろうから、その程度で済んで、ある意味ではラッキーだったとも言える。

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屋外の作業中は雨に降られて、全く写真を撮る余裕はなし

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屋外の作業を終えて、じっくりと屋内作業に入る

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左右方向の垂直を確認

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前後方向の垂直を確認

このように、要所要所の固定の際に、両方向で垂直になっていることを確認しながら作業を進めていく。

今回、一緒に設置工事を手伝ってくれた和歌山県在住の薪ストーブユーザーの操縦でドローンを飛ばして空撮を行った。動画の撮影の時は良い天気に回復したが、良く画面を観察すると、路面の一部が、まだ濡れている様子が確認できるはずだ。その直前まで雨が降っていたことを物語っている。



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和歌山での新築住宅への薪ストーブ設置工事は、オリジナルのスリット化粧板で、薪ストーブの暖気を二階にスムーズに上げるような施工にした。

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一階と二階の煙突貫通部分

内部で煙突固定金具で煙突をガッチリと固定した後に、化粧板をかぶせる。

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「かわはら式」のオリジナルのスリット化粧板で暖気を二階に導く

ちなみにスリットのサイズも子供が指を挟んで抜けなくならないように設計してある。(※ノウハウなく適当に中途半端なサイズで、真似してスリットを作ると子供が指を挟んで抜けなくなったり、指の切断という事故が発生するので要注意)

参照URL
http://yuugusekkei.com/contents/03.html

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二階にも薪ストーブの暖気がスムーズに上がっていく

これまで何件もこのパターンで施工してきたけど、いずれのユーザーからも大好評だ。

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今回の和歌山での薪ストーブ設置工事の前日に、その近所で、これまでの自作での二重断熱煙突をさらに改良して、三重断熱煙突にしたという現場を見せてもらった。

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薪ストーブの口元付近のエルボは黒いシングル煙突だけど、その上からは二重断熱煙突になっている

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この二重断熱煙突の上にさらに、断熱材と外管を巻いて、太い三重断熱煙突にバージョンアップ

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屋外も貫通部分から上に立ち上がらずに横引きしてから、上にいく曲がりくねった配管ルート

薪ストーブ本体は中国製のホンマのものだけど、煙突はプラント用の配管を利用して三重断熱煙突にしたそうだ。

二重断熱煙突の時も、けっこう良い燃え方をしていたそうだけど、三重にしてからは、空気を絞っても良好な燃焼をするようになったそうだ。

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焚き付けの時も室内側に煙は全く漏れてこなかった

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温度が上がってからは、青白いオーロラ炎が継続的に出ていた

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薪から離れたところで、しっかりと二次燃焼している様子が観察できる

煙突が高性能であれば、薪ストーブの機種に関わらず良く燃えてくれるという実例だ。




この炎を見ながら奥様の手料理をご馳走になった。






それから、本物のドローンによる空撮も見せてもらった。安定した飛行、画像にびっくりした。煙突トップの確認にも使えそうだと思った。いちいち梯子をかけて屋根に上らなくてもトップへの煤の付着の状況もチェックできそう。

下の動画は4分のフライトを1分に編集してみた。夜景だけでも綺麗で感動的だけど、最後に私たちのところにドローンが降りてくる画像がリアルで面白い。



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これまでは、シーズンの途中に、煤が詰まって何度か煙突掃除していたということだった。焚き方の指導を受けていなくて自己流でやっていたので、無理もない。そこで、正しい使い方を伝授してきた。

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まずは、いつもやっているように焚き付けしてもらった

炉の底に太いのを二本だけ、その間に焚き付けの新聞紙や木くずだけでスタート。薪の量が明らかに少なくて、しかも細い薪を使わず、いきなり太い薪につけようとしていた。結果は、途中で立ち消えになった。そういう場合には、灰受け扉を開いたりして、強引にやっていたそうだ。

そこで、上から着火方式を実際にやって見せた。

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下に太い薪、中段に中くらい、上段に細い薪、そして最上部に焚き付け用の木屑などを組んで火を入れた

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順調に燃えていき、最下段まで火が回ったら、追加薪を目いっぱい投入

この時もボコボコ無造作に置いて炎に蓋をするのではなく、空気の流れや炎の立ち上がりを考えて繊細に配置することを学んでもらった。

そして、薪を入れた後にすぐにダンパーを閉じるのではなく、しっかりと薪全体が黒く炭化して、十分に温度が上がって、薪全体にしっかり炎が回って、天板の温度が十分に上がってから、はじめてダンパーを閉じること、空気調整は全閉にしないで、炉内が暗くなりすぎないように、絶妙な炎の状態にするようにと、やって見せた。

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一次燃焼の明るい炎と、オーロラのユラユラ炎が半分半分くらいが目安

「目から鱗」とユーザーさんが言っていた。

自己流の焚き方のよくあるパターンは

1.薪の量が少なすぎて温度が上がらない
2.薪を投入したらすぐにダンパーを閉じる
3.空気も全閉にして炎が消えて燻らせてしまう



なのでその真逆をやって見せたわけだ。この焚き方ならばシーズン途中に煙突掃除をする必要はないだろう。




終了後は、地元の人だからこそ知っている、路地裏にひっそりと隠れた居酒屋に連れて行ってもらって交流会となった。とても楽しく、有意義な時間となった。



翌朝は、施主さんの勤務先が陶器工場なので、見学させてもらって、色々と勉強になった。



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室内側がシングル煙突だと、排気温度が下がってしまうので、煤が付着しやすくなるし、燃え方もイマイチになる。

今回は、旧型アンコールのフルメンテに伴って、煙突も入れ替えた。いつも私が使うのは、高品質な国産の高木工業所のもので、こちらの現場も例外ではない。

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室内側シングル煙突のありがちなパターン

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全部、二重断熱煙突に交換した

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シングル煙突を取り外す

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室内側も口元まで二重断熱煙突に入れ替える

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交換後に火入れしたら「今までとは炎の立ち上がり方が違う!」と、奥様がすぐに違いに気づいてくれた

このように薪ストーブ本体や薪が同じでも、煙突が違うだけで、これだけ大きな違いがあるわけだ。室内側シングル煙突のユーザーはそれが当たり前の燃え方だと思って「こんなものか」と使っているのだろうけど、口元付近までのオール二重断熱煙突施工は効果が絶大だ。煙突を入れ替えたユーザーは、皆うその激変ぶりに驚いている。

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「10年程度使用した旧型アンコールの二次燃焼室が崩壊してしまった」ということでの救援要請が入った。薪ストーブの設置は家を建てた工務店が行ったそうで、そちらからのサポートは期待できないので、私に声がかかったのだ。

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全てのパーツをバラした状態

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取り外したパーツ類

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崩壊した二次燃焼室と、新品パーツ

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新品の二次燃焼室をセット

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順次組み立てていく

写真で進行を見ると簡単そうに見えるけど、炉内の固着したボルトやネジを取り外すのも大変だし、再び組み付ける時もナットに手が届きにくい場所だったりして苦労する。切れたボルトを交換したり、ネジ穴のタップを切り直したり、純正のネジやボルトが使えない場合には工夫して代替したり、自分で穴を開けたり別の手段で組み付けるなど、ダメージの具合や、現場の状況に応じた臨機応変さが求められる。純正パーツの入れ替え交換だけでサクっと直ると思ったら甘すぎる。

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本来だったらタップが切られているはずだった穴に全ねじを通して、両側からナットで締めて固定

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外側の固定

今回は取り寄せた新品のダンパーユニットの固定穴に本来ならネジが切ってあるのに切られていないので、付属のボルトで固定できないという驚きの洗礼を受けた。そこで穴をドリルで拡大した上で、全ねじで両側からナットで固定するという方法で回避した。ダンパーの軸のすぐ近くなので、ナットをボルトに通すのが大変だ。右側はまだ開けているので何とかなるが、左側は奥まったところにあるので困難を極めた。

天板もセメント固定すると次回のメンテがやりにくくなるので、ガスケット化した。このことで気密も確保できるし一石二鳥だ。この情報は、業務提携している、ありがた屋さんからのもので、本当に役に立った。作業中も疑問点が出た際に電話でサポートを受けて、一人で悩まずに済んだ。

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このユーザーの記事は、とても参考になる!。ビンテージユーザーは要チェック。自分でできる人はやってみよう。

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http://www.02house.net/blog/stove/02house3684

きちんと調整した状態と、調整してないない状態では薪の消費、焚く楽しみが大きく違ってくる。せっかくの高性能モデルなのだから、本来の性能を生かして使おう。




私が設置した薪ストーブユーザー宅を、小田原→高槻と梯子した。この高槻のビンテージ35ユーザーのブログ筆者宅での夕食、朝食は、小田原のユーザーからお土産にいただいた特製の干物だ。



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朝食も薪ストーブの炉内で焼いて完食!

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とても居心地の良い空間

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翌朝の栄養たっぷりの朝食で、旅のパワーを補充♪

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「火入れ式」「慣らし」と称して、焚き付けだけしてサクっと逃げるように帰っていく取り扱い説明もあるようだけど、かわはら薪ストーブ本舗で施工した場合には、しっかりと時間をかけて行っている。

火入れの後、ゆっくりと温度を上げていき、追加薪の投入方法、安定した二次燃焼へ導く方法、空気調整、温度管理など最低でも2時間程度はかけている。お客様の希望があれば、薪ストーブ料理のレクチャーや実演まで行っている。

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まずは焚き付け

今回は、細い焚き付けやバーナーがなかったので、段ボールで強引に焚き付けした。

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天板では、鉄瓶でお湯を沸かし、焼き芋も作成

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温度が上がって、安定してきたので二次燃焼の空気調整を行う

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焼き芋完成♪

道具や食材の準備があれば、初回の取り扱い説明の際に、ピザ焼きのレクチャーを行うこともある。(しっかり熾火ができる状況まで時間をかけていることも推測できるだろう)

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キャスター付きの室内移動式の薪棚

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焚き付けが終わったら撤去できる

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必要に応じて薪ストーブの近くに動かして、用が済んだら遠くに転がせる

掃き出し窓のすぐ近くに置いて、屋外からも簡単に補充できる

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下屋、大屋根を貫通する大胆な構成のチムニー

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普通だったら、小屋裏で思いっきりエルボで折り曲げて、下屋をフラッシングで抜いて、大屋根の破風で固定して、ちょこっと丸トップで出すパターンになるだろう

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メンテナンス性と、ドラフトを考えてストレートに真っすぐ立ち上がる大胆なチムニーを提案

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二つの屋根をチムニーが貫通する

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古民家の雰囲気を壊さない鈑金外壁のチムニーで、理想的な高さを確保

古民家への平屋のコーナー設置なので、煙突配管経路が難しい。短く立ち上げるとドラフトが弱くなるし、下手にフラッシングで高くしてもトップへアクセスが難しくなる。煙突掃除を考えて、二連梯子をかけて、安全、確実にアクセスできる設計にした。

このように、かわはら薪ストーブ本舗では、新築時はもちろんのことだけど、リフォーム設置の際にも、「メンテナンス性」「ドラフト性能」を犠牲にしない使い勝手と性能のバランスの取れた妥協しないプランを提案している。

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「12年使っていたダッチウェストのセネカのダンパーが動かなくなってしまった」ということで呼ばれた。

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大事に使われていたことが外観からも解る

お客様の言う通り、レバーが動かない。良く見ると、本体側面に亀裂が入ってしまって歪んでいた。修理するとなると、部品をほぼ全部取り換えになってしまって、新品を買うのと変わらないことになる。

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側面に亀裂が入っている

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部品をバラして軽量化してから撤去した

お客様と相談して、同じ触媒機でありながら、ダンパーがなくて故障のリスクの少ない、国産のAGNI-CCと入れ替えることになった。今まで使っていた機種の予備で購入されていた触媒がそのまま使えることも選択のポイントの一つだった。

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分解してAGNI-CCを搬入

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交換後、早速火入れして、取り扱い説明

搬入、組み立ての時にメンテナンス性の良さを実感してくれた。

火入れの際には、前の機種との違いにポイントを置いて説明をしたが、ベテランユーザーだけにすぐに理解してもらえた。

二台目の機種として、満足してもらえたのが実感できて、うれしかった。

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