春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
メーカーや仕入れ先の夏季休業のため、8月1日から16日の期間中は、薪ストーブや煙突部材の入荷が止まる予定だ。


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もしこの期間に薪ストーブ設置工事や煙突工事を考えている人がいたら、7月中に部材が入ってくるように段取りを組む必要があるので、早めに連絡して欲しい。

事前に(7月中に)部材の手配が完了していれば、この期間中でも、かわはら薪ストーブ本舗での工事は可能だ。

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今回の近畿、中部、東海の薪ストーブの旅の最終目的地がここだ。富士山に近い裾野の別荘地の住宅に薪ストーブをつけたいという案件だ。

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既に炉壁作成済み、眼鏡石を壁面に埋め込み済み、薪ストーブ搬入済みでやる気マンマンだけど・・・

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斜面の上の高い基礎の上の住宅

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窓の右下部分に既に眼鏡石が壁面に通してあるのが外部からも判る

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ここから煙突を壁面に出して、屋根上に配管したら、どうやって煙突掃除するのだろうと思う

煙突予定部分前に地面が傾斜しているので二連梯子をかけるのも無理だ。樹木の枝や電線があって高所作業車のブームでのアクセスも不可能だ。この状況だと、地上からはるか離れた高いところのエルボ部分の蓋にアクセスするためには、毎回足場を組むなどの困難が待ち受けるだろう。簡単に煙突掃除できないような配管ルートだと煙突が詰まったらアウトだ。

またエルボ部分の上に十分な長さが確保できずドラフトも弱く、煙が室内側に逆流するなど、極めて使い勝手が悪く、薪ストーブを使うのが嫌になってしまうことがやる前から想像がついてしまう。

薪ストーブの使用経験のない人だと「とりあえず屋外に煙突を出せばそれでOK」みたいなノリで軽く考えている人も多いけど、煙突の配管経路や、メンテナンス性はとても重要なのだ。

ここまで準備済みだと、この場所で、そのまま進行してしまいがちだ。しかし、施主さんが最終決定前に疑問を持って私に問い合わせしてくれたので、手遅れになる前に他の設置場所に切り替えるアドバイスができた。

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広いウッドデッキのある面の、このコーナー設置で、デッキからチムニーに直接梯子をかけてアクセスできるプランを提案

ストレートで真っすぐな煙突でドラフトも取れるし、煙突掃除も楽に安全にできるので、これだったら快適に薪ストーブライフを送れるだろう。チムニー作成の費用はかかるけれども、1-2回の煙突掃除の足場代ですぐに元は取れるだろう。

今回、施主さんがベトナムからの一時帰国中にタイミングを合わせて訪問したので、お土産にベトナム名産のコーヒーをいただいた。

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愛知県でのドブレ700SLのメンテナンス&煙突掃除。

天気予報では「午後から雨」だったので、朝イチの訪問で午前中の作業予定で楽勝だと思っていたら、当日になったら、かなり雲行きが怪しかった。現場に到着したら雨がぱらついてきた。屋根の上が本格的に濡れてしまうと作業に危険が伴うので、速攻で屋根に上の作業に取り掛かった。こちらの現場も来シーズンからは自分で煙突掃除&メンテナンスを行うということだったので、安全性に配慮しながらフォローしつつ行った。

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屋外作業は雨の中だったので、写真を撮る余裕はなかった

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見落としがちな扉のピンの浮きがあったので、シーズン中には、月1くらいでチェックするようにアドバイス

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ピンを叩き込んで2.5mmの六角レンチで締めておく

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作業完了

メンテナンスの際にいちいち煙突を取り外さなくても済む背面出し。シーズン中に使用している時には天板を広く使えて、ドブレ700SLの理想的な設置方法だ。しかし残念なことに、ハウスメーカーに薪ストーブの設置を依頼したため、慣れない設計者にありがちな狭い炉台だったので、前面のステージ部分を広げると格段に使い勝手が良くなるとアドバイスしてきた。

これはもう設置後なので手遅れだけど、私だったらサイドローディングが右側なので薪ストーブ本体を思いっきり炉台の左側へ寄せて、右側のサイドローディングがしっかり開くように設計する。「実際に薪ストーブを使ってない人が設計するとこうなるだろうなぁ・・・」という典型的なパターンだ。

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炉壁は空気層を取ったうえに、さらに通気スリットで暖気が逃げるようにしている完璧な仕様だった

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京阪エンジニアリングのおひざ元の京都でのメンテンナンス&煙突掃除。

施工した本家本元にユーザーが打診したところ6万円かかるということだった。実質的なお断り価格という設定に感じるが、たくさん設置工事している超大手だから、工事で手一杯で、いちいちメンテナンスに動いていられないということだろう。

私の場合、出張費なしで全国一律3万円ポッキリ価格で対応している。来年度以降はユーザーが自分でやりたいということだったので、丁寧に指導しながら行った。今回は煙突の取付の仕組みや、内部構造を理解してもらうために、徹底的にバラして行った。

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リフォーム直後で真っ白な壁面なので、煤で汚さないように養生した

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煤が炉台に落ちないようにした

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全てのパーツを取り外しての分解清掃

お土産に、すぐ近所で作っているお酒をいただいたので、帰ってきてから早速いただいた。



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ビンテージのメンテナンスのキモは炉内のバーミキュライト製の断熱材の分解撤去だ。

灰が炉内にあると、その作業ができないので、灰をざっと取り払って、炉底の鋳物パーツや、薪止めパーツなどを取り外してやると作業しやすい。

断熱材は取り外す順番が大事だ。順番を間違えると絶対にうまくいかない知恵の輪みたいな感じだ。

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まずは左奥の小さなものを外す

バターナイフや皮スキなどを隙間に入れて、持ち上げてから、引っ張り出すと楽に外れる

このパーツが取れたら奥の真ん中、そして右側を外す

次に左右を倒す感じで取り出し、最後にバッフル部分の一番上を、扉の開口部分の対角線を使って取り出す。

これらのパーツは非常に弱くて脆いので、衝撃や落下で簡単に割れてしまうので、取り扱いは要注意だ。分解の時も無理やり力づくでやると一発で割れてしまう。

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分解したパーツは屋外に出して、刷毛で丁寧に清掃

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手抜きして分解清掃しないと、見えないこういう部分の灰、煤が空気中の湿気を吸って錆の原因となる

特にビンテージの場合は本体の鋳物内部が、強力な断熱効果のあるバーミキュライトですっぽり覆われている構造から、内部空間で結露しやすいので、清掃後に5-56などの防錆油でしっかり保護してやろう。(結露がひどい場合には足元から結露した水分が垂れてくることもある)

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メンテナンス完了後の炉内の状態

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「シーズン中お疲れさまでした」という気持ちを込めて、作業後に薪ストーブと美味しい日本酒で乾杯

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これから薪ストーブ設置を考えている人が、どこの施工店に工事を依頼するのか検討する際に、漫然と「近くだから安心」「遠いと何かあった時に不安」というような気持が出てくるのが普通だと思う。

しかし、そのことにも大きな落とし穴がある。いくら自宅の近くの店舗でも「いざメンテナンスの際に呼んでも来てくれない」というケースが意外と多い。設置前に「メンテナンスに来てくれますか?」と聞いてみたところで営業トークで「行きますっ!」っていうのは当然だろう。しかし、現実に「施工した薪ストーブ店が対応してくれないから煙突工事やメンテナンスに来て欲しい」という依頼が数多く私のところに来ていることからも判るように、単純に距離だけで判断できないことを理解して欲しい。年間で数百件施工してるような超大手の薪ストーブ店で設置したとしたら、仮に近所であってもその全部のユーザーをその施工店でフォローしきれるだろうか?

住宅の設計前の段階から相談を受けた場合には、ユーザー自身が自分でメンテナンスできるように、煙突トップへのアクセス経路を十分に考えてアドバイスしている。このことで、毎年のメンテナンスや煙突掃除の際に、薪ストーブ業者に依頼する必要がなくなる。初回だけは指導を受けて、次回からはユーザーが自分でも安全かつ確実に行えるような設置環境を重視している。結果的にランニングコストを低く抑えられてトータルでの出費が少なくなる。(煙突掃除のことを無視したローコスト設置プランは、メンテナンス数回ですぐに費用が逆転する)

「何かあったら」の【何か】の内容だけど、私の場合はいつも紹介しているようにチムニー&メトス角トップの採用で、長期に渡って雨漏れが起きないようにしているし、工事前の現場確認で煙突取付の不具合などが起きないような施工を心がけているので、そもそも、工事の結果に関しての困った【何か】が起きないわけだ。

それから実際の使用に関しては、薪集めや薪作りのコツも伝授している。設置後の取り扱い説明も十分に時間をかけて丁寧に行っているので、焚き方が判らず煙や臭いで近所迷惑になるようなことも、まずない。

このように、私の場合はユーザーが独り立ちできるように十分なフォローしているので、薪ストーブ難民になることもない。遠方だからと言って障害になるようなことは全くない。安全、安心、快適な薪ストーブライフを送りたいと考えている場合には、距離に関わらず、遠慮なく相談して欲しい。薪ストーブ難民を増やしたくない。

今回は関西の高槻市で、設置工事後の薪ストーブの初メンテナンス&煙突工事に行ってきた。遠方でも希望があれば毎年でも煙突掃除やメンテナンスに行くけど、ユーザー自身が自分でできた方がメンテナンス費用も削減できるし、煙突や薪ストーブの構造を勉強できたり、そのシーズンの焚き方や薪の反省ができるというメリットが大きい。

実際の煙突掃除、メンテナスの作業レクチャーの様子は、ご本人のブログの記事に詳細にレポートされているので、そちらを参照して欲しい。

http://www.02house.net/blog/stove/02house2916【前編】
http://www.02house.net/blog/stove/02house2951【中編】
http://www.02house.net/blog/stove/02house3015【後編】


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関西で設置したビンテージ35の初メンテナス後の様子

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設計時から相談を受けていたので、十分に広い炉台と必要最小限の炉壁を提案した

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吹き抜け上部のシーリングファンは夏でも活躍

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玄関ホール(広い土間)の奥様手作りの照明器具

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小窓も良い雰囲気で、この玄関ホールは広い土間になっていて、薪ストーブの炉台とお揃いの左官仕上げとなっている。

このように、設置した施工店が遠方でも、快適で満足度の高い薪ストーブライフを踏み出したユーザーがいることを紹介しておこう。

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和歌山県の方から新築の家に薪ストーブをつけたいという話をいただいた。

具体的な薪ストーブの機種が決まらないと、サイズや設置位置が微妙に違って、煙突開口位置の決定ができないので、まずは機種選定のアドバイスをした。ご主人様の仕事が建築解体関係で、廃材の柱などを大量ゲットできるということで、それを積極的に薪として活用したいということだった。建材は針葉樹が中心なので、ガンガン焚いても壊れにくいハンターのヘラルド14が、住宅のサイズから一つの候補になった。

和歌山周辺でヘラルド14の実物を置いている店がないらしく、下手に関西圏で探すよりもLCCで関空から成田空港に飛んで、かわはら薪ストーブ本舗に来た方が早く展示してある実物を見られるので、先日ご夫婦で来店された。現物に触れてもらって納得のうえで機種が決定した。

その後、チムニー作成工事が終わったと連絡を受けたので、工務店さんや設計士との事前の打ち合わせ通りに施工されているか、今回の近畿、中部、東海の薪ストーブの旅の流れの中で確認しに行った。(この現場確認だけだったら、私もジェットスターで行ったと思うけど、他の複数の案件と絡めたので車で行った)

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屋根材と統一感のある板金のチムニーが作成されて仮蓋で養生されていた

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天井の煙突貫通部分の確認を行う

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指示通り、チムニー下端のケイカル裏側に煙突固定金具の木下地と、天井のボード裏に化粧板用の下地が作成されていて安心

他社施工の案件だとけっこう多いのだけど、意外と化粧板下地は忘れられがちで、きちんと指示しないと石膏ボードにビスが刺さっているだけの頼りない化粧板取付となってしまう。

私の場合は、天井の石膏ボード裏に木下地を入れてもらうことはもちろんだけど、さらに「600ミリ角の化粧板の外淵から15ミリ内側にビスを打つから、その部分は木下地にビスが来ないように」というところまで具体的に指示している。そうしないと、せっかく下地を入れているのに木下地の固定ビスと、化粧板の固定ビスが干渉してビスが打てないということになる。こういう細かい部分まで打ち合わせの際には設計士や工務店に伝えて、完璧な煙突工事ができるようにしている。

二階の天井部分から、さらに降りて次は一階と二階の煙突貫通部分の確認だ。

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まだ煙突固定金具用に木下地が入ってなかった

この部分は大工さんがこれから作業するのか、忘れているのかは不明だけど、一階の天井の石膏ボードを取り付けてしまったら手遅れになる。現場監督さんに、この部分に木下地を入れるようにお願いして、さらにケイカル部分にも鉛筆でメモを残しておいた。

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固定金具を取り付ける予定面にだけ下地を入れてもらうのだけど、忘れられないように書いておく
(実際の煙突工事の際もメモが残っていると迷わず作業できる)

このように、内装ボードが施工されてしまうと内部が確認できなくなってしまうので、骨組みが見えている段階で確実な煙突固定のための打ち合わせや確認を行っている。こういう部分は図面からだけでは見えてこない部分なので、現場に行って確認すると安心できる。指示しても指示通りに施工されているとは限らないので自分の目で見ないと正直、不安が残る。

今回は施主さんが私に直接薪ストーブの設置工事を依頼してくれたから、このように私が自分の目で確認することができたが、工務店や設計事務所経由での、薪ストーブ設置も含めての丸投げ案件などの場合には、ここまで事前に細かくチェックしてないのが実情だ。現実にハウスメーカーに薪ストーブ設置依頼、ハウスメーカーが薪ストーブ屋に下請けで工事させる場合には、連絡が行き届いていないケースが多く、内装が仕上がってからの煙突工事、薪ストーブ設置を一気にやるため、固定金具が下地なしのケイカルに刺さっているだけでぐらついているとか、化粧板のビスが取れて落ちてきたみたいな実例がみられる。

同じ部材を使ったとしても、どのような経路でどこに依頼するかで、品質、安全性に大きな違いが出ることを知っておこう。

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先週の中部、近畿、東海薪ストーブの旅の第一弾として、岐阜県の株式会社岡本を訪問した。

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本社&工場の前に到着

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とりあえずお客様駐車場に車を停める

ここは唯一の国産の鋳物製薪ストーブAGNIのメーカーだ。

日本人ならではの感性と配慮で設計された薪ストーブなので質感も高く、日本の森林事情に合わせて杉やヒノキなどの針葉樹オンリーで焚いても全く問題ない設計となっている。「日本の製品を使いたい」「針葉樹を積極的に使いたい」という場合で、なおかつ煙突がストレートで7メートル程度確保できる設置環境(※)の場合に、お勧めしたい製品だ。

※故障の原因となる内蔵ダンパーを排除した独自の設計で排気が常に触媒を経由している構造ゆえに強い煙突ドラフトを要求する機種なので、壁出しで折れ曲がりがあったり、平屋、二階設置の場合には他の機種を勧めている)

今回は、この冬リリース予定の小型モデルのプロトタイプを見学してきた。高気密高断熱の住宅が増えてくるので、現在ラインナップされている中型、大型モデルでは「大き過ぎる」というケースも多々あるので、それに対応して現在、鋭意開発中なのだ。外観デザインは現在のランナップを踏襲したもので、ほぼ確定していて、内部の空気の流れなど細かなチューニングやセッティングをしている状況だ。実際に焚きつけから安定燃焼に至るまで実際に自分でやらせてもらった。まだ未完成ながら、かなりのポテンシャルを秘めているように感じた。写真などは、正式発表前なので掲載を控えておく。

株式会社岡本は鋳物の製品メーカーだから、薪ストーブだけでなく他にもマンホール、水道管などの各種鋳物製品を作っている。
※前回の訪問時の工場見学の様子

今回初めて知ったことなのだけど、関連会社のオカモトトレーディングで、イタリアワインも輸入しているそうだ。これにはびっくり。株式会社岡本の操業は西暦1560年と、ものすごい歴史を持っているので、元々は海外の鋳物製品や工具などの輸入から始まったのだと思うが、現在は日本で高品質な鋳物製品を生産できるようになったので、ワインの輸入をメインに会社が続いているのだろう。

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ラベルに「リファーコンテナ」で輸送と明記

他のどこでも買えるようなありきたりなワインではなく、こだわりを持って選んだ製品を、温度湿度を一定に保つリファーコンテナで輸入している。
【参考サイト】 ワインの輸送はリーファーコンテナorドライコンテナのどちらが良いか

特別な時の、ちょっと贅沢なひと時を過ごしたい時に、試してみてはどうだろうか?
オカモトトレーディング「イタリアンワインの紹介」

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今回は冷やさないでも、すぐに飲める赤を敢えてチョイス

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オカモト生産の薪ストーブとオカモト関連会社のナベヤトレーディング輸入のワインのコラボ

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バッフルを取り外したら、エアディストリビューションの経路のガスケットが外れて取れていたので、ガスケットボンドで固定した。

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バッフル固定用のレバーが固くなっていたので油で潤滑して回転させた

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バッフルを取り外すことで細かいところまで煤や錆を落とせる

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ガスケット部分を清掃する

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ガスケットボンドを塗る

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ガスケットを貼り付ける

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バッフル板を乗せた状態

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「ペレットストーブをつけたいから、とりあえず家を見にきてくれ」という依頼があったので、行ってきた。こういう依頼も、お客様と自分のタイミングが合う合わないも含めて「縁」だと思う。

薪ストーブと比べて、手軽にサクっと工事できるので、決まったら早いだろう。

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リビングのコーナー設置が第一希望

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この場所の屋外側

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デッキへの出入りの、このドアと煙突が少し干渉することをお客様に確認してもらう

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上部は、このスダレ用の垂木をかわしてやれば問題なさそう

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角トップでの施工の場合は雨漏れのリスクが少ない。特にメトスの製品の場合は煙突側と、角トップ内部の縁が完全に切れていて、他社製のようにストームカラーで防水をしてないので、物理的、構造的に完璧なのだ。

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チムニー天端に角トップのベースをコーチボルトでがっちりと固定

元々優れた製品だけど、その性能に甘えることなく、さらに細心の注意を払っている。

このベースに角トップ本体がかぶさって、スカート部分が80ミリほど垂れ下がるので、普通はこのままでも良いし、それでも大きな問題は起きないだろうけど、私の場合は以下のような二重の防水の安全策を取っている。

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ボルト貫通のスリット部分を防水テープでふさぐ

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チムニー外壁とベースの取り合い部分の微妙な隙間をコーキングで防水

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暴風雨の時に下から吹き上げてきた水が、チムニー内部に入ってくることを防いでいる

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ここまでやってから、結露防止&万一の煙道火災の時にチムニー木部を保護するための断熱材(※)を敷き込む

※耐熱温度1200℃のセラミックスーパーウールを標準で使用

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最後に角トップ本体をかぶせる

このように目に見えない部分まで、十分な配慮をして施工している。

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今回AGNIを設置したお家は、もう2年近く前の設計時からコンサルしていたので、メンテナンス性、煙突掃除の作業性の良さにもこだわっている。二連梯子をかけなくても、3階のベランダに脚立を立てれば、安全に楽に行えるようにした。これにより、毎年の煙突掃除の際に業者を呼ばなくても、ユーザーが自分でできるので、ランニングコストがかなり抑えられる。

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ベランダで脚立を展開するだけで気軽に安全に煙突掃除できる

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雨漏れや鳥の浸入のリスクがないメトスの角トップを採用

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煙突掃除の作業性も、この設計をするかしないかで、天国と地獄だ

急こう配の下屋根、そして二連梯子をかけるスペースがない庭(かけるとしたら隣の家の敷地からになってしまう)。仮に二連梯子をかけたところで、手も足も出ない環境だ。

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隣の家の下屋のトタンをベニヤで養生して、そこから二連梯子をかければチムニーにぎりぎり届くだろう

そんな煙突掃除はしたくないし、現実的には無理があるから、もしこの設計にしなかったら、煙突掃除の度に足場を組む羽目になる。

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下から見上げて、もしベランダがなかったら、煙突掃除の戦闘意欲を失わせる威力だ

ユーザーの立場になると、煙突掃除の作業性を無視した設計は、何としても避けてもらいたいので、設計時から口出しできる状況だと、このようなプランをお勧めしている。極力、安全かつ楽に煙突掃除できるようにアドバイスしている。薪ストーブのメーカーや機種なんかよりも、はるかに重要なポイントだ。

「室内側から煙突突けばOK」みたいな嘘でメンテナンス性を無視した施工を勧めたり、「とりあえず設置工事だけしメンテナンスのことは知らない」みたいな設計がまかりとおっているので、十分に気をつけたい。煙突トップに詰まった煤はトップを取り外さないと物理的に不可能なのが事実だ。

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今月末に千歳市で開催されるFIREPITさんの勉強会に参加することになった。勉強会の終了後は、札幌に移動して懇親会の予定だ。

翌日の午前中は札幌市内で私が相談に乗って建てた薪ストーブのある家の見学してから、旭川に向かう。そこでホップ畑を見学して、夜はビアフェスを楽しんで、旭川市内のホテルに宿泊。

最終日の午前中は、これからリフォームで薪ストーブをつけたいという岩見沢市のお家を見に行く予定で確定となり、今回の北海道での動きが全て確定した。

6月29日(水) 午後 千歳市(勉強会)→ 夕方 札幌で懇親会 →夜 すすきの周辺のホテルで宿泊
6月30日(木) 午前 札幌市内 既存住宅への薪ストーブ設置現場見学 → 午後 旭川市 ホップ農場見学 夜 ビアフェス 旭川市内に宿泊
7月1日(金)  午前中 岩見沢市現場確認 → 午後 新千歳空港へ移動 GK112便(1625新千歳→1800成田)で帰途



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新築住宅の引き渡し間際の、薪ストーブ設置工事。住宅の本体は、ほぼ完成していて、残りは水周りや電気などの設備工事を残すだけの状況だった。

この状況だと下手をすると、複数の業者が入り乱れて、しかもそれぞれが納期に追われて殺気立っていたり、かちあったりして非常にやりにくい動きになりがちなのだけど、ラッキーなことに、他の業者と全く絡むことなく、落ち着いて作業できた。さらに、ハウスクリーニング前だったので、室内もばっちり養生されていて、搬入時に床を傷つけたりする心配もなかった。

今回設置した国産の岡本の薪ストーブは、多くのパーツを簡単に分解してバラバラにすることができる。かなり軽量化するので搬入性に優れているし、施工後の分解メンテの際にはユーザー自身でも細かいところまで確実に行うことができるメリットも大きい。

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パーツを取り外して軽量化した状態で搬入

掃き出し窓の横に車を横付けして、荷台から直接フロアー面に薪ストーブを水平移動させて、すぐに炉台という非常に恵まれた動線だった。パーツ類も、室内に広げて置いておくことができた。(他の業者が出入りしていると、派手に広げられなかったりして作業効率が悪くなる)

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取り外したパーツ類

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バラしたのと逆の順番で組み立てていく

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炉台の薪ストーブの扉の前面は理想的な700ミリ確保/側面のサイドローディング扉側を広く取って使いやすさを追求

炉台のど真ん中にサイドローディングのあるモデルを配置したり、炉台全面のスペースが30センチ以下だったりする施工例を良く見かけるけど、薪ストーブを実際に使用したことのない工務店や設計者や、ユーザーの使い勝手を無視した施工店が関与したものだと容易に想像できる。そういう視点でチェックしてみよう。

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ピンクの炉台と、煙突と双璧をなすポールが特徴のリビングとなった

カントリー調のかわいい雰囲気で遊び心がある素敵なお家にもマッチしたAGNIだ。

この現場は、新築の建物の施主さんへの引き渡し日の10日前に設置工事を行った。そのため、まだ室内の養生が取れてないので、室内に薪ストーブが溶け込んでいる写真は撮れなかった。

梅雨から夏の蒸し暑い時期でもあるので、この時期に火を入れての取り扱い説明をしても、冬になって実際に使う時が来たら忘れてしまうだろうから、薪ストーブを焚きたくなったら呼んでもらうことにした。

その時になったら火が入っている様子を紹介できるだろう。

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薪づくりの際に雨さらしにしておくと良いという話があるけど、それも限度がある。いくら長くても1-2カ月程度にとどめておいて、なおかつ梅雨入り前には雨が当たらないようにしたい。

薪棚を作ったり、しっかりした屋根をかけるのが理想だけど、予算や時間の都合でそうもいかない場合もある。そんな時に「とりあえず」「仮設」の使い捨て感覚で手軽に使えるのが「農ポリ」だ。これは耐候性のポリエチレンシのロールだ。1500-1800ミリの幅で長さが100メートルのものがホームセンターで数千円でゲットできる。幅は自分の積んだ薪のサイズに合わせて選ぼう。

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どこのホームセンターでも普通に売っている汎用商品

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透明なポリエチレンフィルムのロールだ

薪の上にロールを転がして、タッカーでガンガン薪に固定していくだけで、簡単、手軽に簡易屋根の完成だ。とりあえず、こうして直接雨が上から当たらないようにしておいて、冬場まで乾燥させておいて、冬になったら、またどうするか考えれば良い。

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この状態で雨さらしにしておくと永久に薪にならない

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ロールをゴロゴロ薪の上で転がしていく

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タッカーで要所要所を薪に打ち付けて固定

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煙突掃除の際によくある道具は「継ぎ足し式のロッド」とブラシの組み合わせだ。これだと足場の悪い屋根の上でロッドを一本づつ繋いだり、外したりする手間が意外と大変なのだ。ネジもしっかり締めないと、作業中に緩んで外れてブラシが回収できなくなったりするリスクもあるし、あまり使い勝手は良くない。

メトスから発売されているチムニーボールM480(税別\17,200-)という商品がある。これは市販のロープ(太さ10ミリ、長さ10メートル程度が使いやすい)をつないで、煙突の中に落としていくだけで作業できる。ロッドを繋いだり外したりする手間がないので、安全かつ確実に行えるので、お勧めだ。ユーザーが自分自身で煙突掃除する際には、ロッド式よりも良いと思う。

壁出し横引き配管の煙突だと、その部分は別の手段で掃除する必要があるけど、屋外の縦部分の作業には有効だ。またストレートでないパターンで45°の折れ曲がり程度であればおもりの自重で落ちてくれるので問題なく作業できる。

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足場の悪い屋根の上ではなるべく荷物を少なくしたい

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トップの蓋を取り外して、おもり付きのブラシを煙突の中に落とすだけ

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ステンレス薄板のブラシが効果的に煙突内部の煤を落とす

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自重で落ちていく

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ブラシを回収後、綺麗になった煙突と内部から舞い上がる灰

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千葉県君津市での古民家リフォームの現場。かなり工事が進んで炉台が完成して、薪ストーブの機種も具体的に決まったので、設置位置を確定して、そこから逆算して屋根の開口位置を決めてきた。

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現場に到着

今回はとても難しい案件で、煙突を真っすぐ上に抜けない状況だ。設置位置から真上に上げると棟がきてしまう。そこで折り曲げる必要があるののだけど、小屋裏で折り曲げないと納まらない。普通は蓋付きのT字型のエルボを使って直角に二回曲げるけど、そうすると小屋裏内部の折れ曲がり部分の掃除をするのが極めて困難になる。煙突掃除やメンテナンス性を無視して、そういう施工の現場も見かける。しかし、毎年の煙突掃除の度に、煙突をバラして壁を取り外してなんて、やっていられないだろう。そこで、小屋裏内部で45°で折り曲げて、室内壁をそのまま45°で貫通させて、室内側で再び45°曲げて煙突掃除の際にバラさずに上から一気に煤を落とせる設計にした。

常識にとらわれず、色んな引き出しの中から、その現場に一番ふさわしいと思う方法を採用している。

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炉台、炉壁が完成した直後

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室内壁面のこの部分を45°で煙突を貫通させるプラン

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画面中心部分辺りの野地板部分から貫通予定

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エルボで曲げるため煙突芯の位置のオフセットを計算して、開口位置を決定する

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薪焚亭さんとのコラボ案件で訪問したお客様から、ご丁寧にお礼の品(おつまみ、珍味)を送っていただいた。ありがとうございます!

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早速、熱々ご飯と一緒にいただいた。お酒のおつまみにも合いそう♪

お手紙もいただいて「二人の仕事ぶりを見て、お互いにリスペクトしあって共通の目的意識を持っている」と感じたことを伝えていただいて、うれしく思った。これからも、自分たちを必要としてくれるお客様のために、動いていきたいと、改めて思った。

そのお手紙の中にあったリクエストに応えて、今回の記事にしてみる。現在、薪のカミキリムシ対策に頭を悩ましているそうだ。面白い話題だと思う。これはお手紙にあったご本人の対策案をそのまま掲載しよう。

1.塗装用養生シートで薪棚を密封し、バルサンで簡易燻蒸をする
2.薪割時に樹皮側を薄割にして、薪本体に極力樹皮を残さない
3.カミキリムシと共存共栄を図り、自然の恵みである薪を共に分かち合う



結論から言うと、私は「3」の推奨派だ。ユーザーそれぞれに考え方や趣向があって、正解はないことを先に言っておく。

まず1番の殺虫剤だけど、その成分が微量だけど薪に残り、それを焚くこと自体が気持ち悪い。化学薬品が燃えると予期しない思わぬ化合物が生じる。化学薬品を使わないで水責め、煙責めなど、虫を殺す他の手段も色々あるだろうけど、どの手段をとっても結果として死んだ虫が薪の中に残り、腐っていくのだ。スーパーで農薬漬けの野菜を良しとするような感性の持ち主が、違和感や迷いなく、この方法を選択するのだろう。

次に2番の表皮を剥ぐ方法だけど、そのことで虫を排除する実効性が疑問だ。表皮のさらに内側の木の本体までカミキリムシの虫喰いの穴があるのが現実なので、労多くして、実り無しということになりそうだ。薪を乾燥させるためには良い方向ではあるけど、虫の排除という目的は達成できないと思う。

そういうわけで、最後の3番が私の考えだ。薪には目に見える虫、見えない虫、雑菌、ゴミ、木くずなど付着しているのが現実だ。それをありのままに受け止める方が良いと思う。乾燥させている期間には虫が活動して木を喰って木くずが出たりするけど、結局薪ストーブを焚く冬の時期には虫は活動してないわけで、カミキリムシや他の虫も育ってどこかに飛んでいってしまう。そもそも、彼らの食料、巣を我々人間が奪っているわけだから、ちょっとくらい木くずとして燃やす燃料が少なくなったとしても微々たるものだし、家の中に入れる前に木くずを払って燃やせば問題ない。木くずが落ちないように気をつけて、木くずごと燃やしてしまうのもありだ。たまに巣立たずに、そのまま薪の中に居残って暖を採っている虫もいるけど、彼らは薪と一緒に炉内で昇天してもらうだけだ。

もし、虫が耐えられないというのであれば、天然の薪ではなく人工薪もあるし、高温で強制乾燥させた細胞が完全に死んだ薪などを使った方が良いと思う。また、薪ストーブでなくペレットストーブという選択肢だってある。

過去に運営していたブログでも「薪に虫」というタイトルで書いているので、良かったらチェックしてほしい。

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薪ストーブを導入してから初めてのメンテ。次回からは、ユーザーが自分でやるということだったので、丁寧に指導しながら行った。

このように自分でメンテナンスすることで、薪ストーブの構造や仕組みを学び、より一層理解が深まり、上手に燃やせるようになる。内部での空気の流れのイメージをリアルに感じられるようになる。そして、煤の量や質を自分で直接感じることで、昨シーズンの焚き方や、薪の質を反省して、翌シーズンの使い方に反映していくことができるようになる。

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天板を取り外すのが基本

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天板の裏には煤が付着している

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外に持ち出してから掃除する

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皮すき、ワイヤーブラシ、刷毛を使って綺麗にする

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綺麗になったら、最後に5-56などの防錆油のスプレーを吹いて薄く塗る

設置後の取り扱い説明の通りにきちんと焚いてくれていたので、初年度にも関わらず、煙突内の煤の量は「スプーン一杯程度」と非常に優秀だった。煤より灰の方が多いくらいで、写真に撮っても「煤」と判らない感じだった。

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薪ストーブを導入してから初めてのメンテナスで「来シーズンからは自分でやりたい」ということだったので、丁寧に説明しながら、バラバラにして綺麗にお手入れしてきた。

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パーツを簡単にバラせるので、隅々まで手入れできる

「(取り外した鋳物パーツを)完璧に綺麗するために水洗いしたい」ということだった。気持は解るけど、さすがにそれは錆の原因となりそうなので、ブラシ、刷毛を駆使して、最後にコンプレッサーまたはスプレーのエアーを吹けば、ほぼ問題ないレベルまで綺麗になる。最後の防錆の油のスプレーをしておけば良い。

メンテナスや煙突掃除はシーズンオフにすぐやるのが基本。毎年一回、定期的に梅雨入り前がお勧めだ。放置して梅雨や夏を過ごしてシーズン直前にやる人もいるけど、灰や煤が湿気を吸って、炉内や煙突の錆や腐食の原因になるので寿命が縮まる。どうせやるなら効果的な時期に行おう。



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まだ、天候が読めないので、はっきりした日程は決まってないけど、とりあえず10月15日(土)の予定で、岡山県に薪ストーブ設置工事に行くことになった。

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現在チムニー制作中のこの家

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煙突貫通部分の小屋裏のケイカル板まで終了

施主さんが夏になって時間が取れたらDIYで炉台を制作するので、その完成を待って、煙突工事&薪ストーブ設置工事に入る。

また近くになったら告知するけど、この時期に近辺(や道中)で会える人がいたら声をかけて欲しい。

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青白いオーロラ炎

同時に写っている、炉底の熾火の赤さ、オレンジ色の発色からも、ホワイトバランスが転んで青くなったり紫色になっているわけではないことが理解できると思う。

乾燥した薪を使って高温で焚くのがコツだ。いくらガンガン焚いても、薪が十分に乾燥していないと、燃焼時に水分が蒸発して炉内の温度が上がらずに青白くならない。



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6月に入ってからでも北軽井沢では一桁代の気温で、薪ストーブの炎を楽しむことができた。

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大信州の競演

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テイストの違う二種類を楽しんだ

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炎を眺めながら、美味しいオツマミと日本酒をいただいた

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ハスクバーナの充電式のバッテリーチェーンソーT536LiXPを試す機会に恵まれたので、実際に手に取って使ってみた。

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フル充電は1時間弱

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燃料は不要だけど、チェーンオイルは必要。ついつい忘れがちなので毎回充電ごとに目立てとともに、補給する

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テストのためにガイドバーの30センチよりも太い原木を数カット、連続で玉切りしてみた

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3カットでバッテリー残量は半分程度

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腕くらいの太さまでの切断をメインとして考えて使った方が無難だろう

一回の充電で使用できる時間は20-30分程度。モーターの動作音はエンジンよりは小さいけど、けっこう高い音が耳について「静か」という印象はない。トルクはエンジンよりあるので、力強く確実に切り進んでいくけど、絶対的なパワーはないので、直径30センチオーバーの原木を玉切りするのはちょっとかったるくて、エンジン式のチェーンソーを使いたくなる。現実的には、直径10センチ程度の枝払いなどの用途に向いているように感じた。樹木に登っての枝払い、伐採後の枝払いなどには絶大な威力を発揮しそうだ。特に足場の悪い高所作業では、スイッチを入れるだけで使用できるので、紐を引っ張る動きを取る必要がなく安全性が高い。

それから、別の観点からだけど、混合燃料を一々作らないで気軽に使えるのはメリットが大きい。久々に使う時にキャブレターが詰まってエンジン始動しないとか、気温の高い時にエンジンかけるのに苦労するみたいなことなく、すぐに確実に使えるのも魅力だ。

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私が初期にコンサルした、薪ストーブのある家。年月が経過して良い感じで、なじんできている。

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300ミリのタイル二枚分で600ミリの前面スペースを確保

慣れない設計者だと薪ストーブが乗るギリギリのサイズの炉台になってしまいがちで、そういう炉台を良く見かけるけど、実用性を考えると最低でもこのくらいの広さは確保しておきたい。扉からの前面寸法は本当は700ミリを推奨だけど、区切りの良いところで600ミリと一般的には伝えている。

具体的な炉台サイズとしては奥行1200ミリ×横幅1800ミリは最低でも確保しておきたい。(これでもグッズや薪を置くと狭くてはみ出している)

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薪ストーブのある部分付近に、階段と吹き抜けで二階に暖気が上がって、家の反対側に別の吹き抜けがあって、上部のシーリングファンから暖気を降ろして、空気が対流、循環する構造の家。家全体がまんべんなく温まる。

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階段と吹き抜けから暖気が二階にスムーズに上がる

炉台が狭いのが残念。薪ストーブに慣れてない工務店、設計者がやると、こうなりがち・・・。

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それと反対側の吹き抜け上部にシーリングファンを設置/洗濯物を乾かすユーティリティスペースも確保

これから薪ストーブのある家を考えている場合に、お勧めできる構造の一つだ。

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地元の工務店に家を建ててもらったそうだ。薪ストーブも含めて同時に工務店に依頼し、工務店は薪ストーブ設置や煙突工事を超大手の薪ストーブ店に丸投げ注文という、よくあるパターン。

この形での契約形態だと、取り扱い説明はほとんどないか、あっても満足に説明を受けられないケースが大半だ。これまでに、同様のケースのユーザーからのヒヤリングを総合すると「火入れ式と称して軽く焚付をして、30分くらいしたらダンパー絞って下さいと言い残して20分程度の滞在時間で逃げるように帰っていく」というやり方が多いようだ。

超大手の薪ストーブ店が年間何件の設置をしているかは知らないけど、仮に春夏秋に施工した100件程度を、シーズンに入ってからの取り扱い説明に、じっくり時間をかけて行うのは不可能だ。移動時間もあるので、現在、主流の20分程度の取り扱い説明でも、恐らく営業のスタッフが一日5件程度回るのが限界だろう。休みなしに毎日やっても20日間かかるわけだし、そもそもお客さんのスケジュールで週末しかダメというケースも多いので、まともに取り扱い説明をやっていたら施工した家全部を回る頃には冬が終わってしまう。

薪ストーブの取り扱い説明をきちんとやるためには、温度管理の仕方、薪の投入のタイミング、ダンパーや空気調整のコツなど、一通り実演するために最低でも2時間程度は必要だ。取り扱い説明書を読んだだけでは判り難いし、実際にやって見せて、体感してもらわないと理解できないことの方が多い。

薪ストーブは正しい使い方をしないと、煤や煙で近所迷惑の原因となるばかりでなく、最悪の場合には煙道火災のリスクもある。

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低温で燻ぶらせて焚いていたようで、煤がトップに大量付着していた

このような使い方をしていると、煤が飛散して隣近所の洗濯物や布団に付着して苦情の原因となる。煙の臭いも当然凄いことになっているだろう。

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煙突内部もそれなりに付着していて、二重断熱煙突なのに丼一杯分くらいの量がドッサリだった

本来だったら燃えて、暖房の熱として使われる分が、無駄に煙突から排出されているということでもある。

このようなことを避けて、最初からつまずきのない薪ストーブライフを送りたいものだ。これから薪ストーブのある家を考えている場合に、ハウスメーカーや超大手の薪ストーブ店に設置を依頼するよりも、顔が見えて丁寧に説明してくれる薪ストーブ店に、分離発注で直接依頼した方が良いと思う。

もう既に他社で施工してしまった場合でも、煙突掃除やメンテナンスの際に煤の状態から正しい使い方のアドバイスをしているので、疑問があったら、気軽に声をかけて欲しい。

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北軽井沢の寒冷地の煙突

二年間、煙突掃除をしないで、針葉樹7割、広葉樹3割という過酷な使い方をしてきたそうだ。

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冷気で冷やされて、鳥避けの金網の部分に煤が付着する

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角トップ内部にも煤が大量に積もっていた

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全部、煤を取り除いて、角トップ内部だけで小さいバケツ一杯分くらい大量回収した

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煙突内の煤はオール二重断熱のため、思ったより少なかった

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6月2日の日中からFC2ブログサーバーの不具合のため、コメントできない状態が続いていましたが、6月3日(金)午前9時には解消して、コメントできる状態に復旧しています。
冬場は室内の薪ストーブで炎を楽しんでいても、シーズンオフには炎が楽しめなくて寂しい気持ちに人もいるかもしれない。

そんな時にも焚火台があれば、気軽に炎を楽しむことができる。地面で直火でやる焚火とは違って、ウッドデッキでもきるので、気軽に、身近でアクセスしやすいところでできる。

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バーナーで点火

空気を極限まで絞ってしまう薪ストーブの場合には使えないような、乾燥不足の薪でも、大量に空気が四方八方から送り込まれる焚火ならば、何とか燃やせてしまうのも焚火のメリットの一つだ。逆に言うと、こういう焚火の経験から、薪ストーブでも乾燥不足の薪を燃やせるという誤解もあるかもしれないと思った。

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安定燃焼したら、とりあえずビール♪

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冷凍ピザも、周辺部に置いておいたら、解凍されて食べごろになった

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日本酒も合う

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終盤の熾火もいい感じ

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火災防止カバーをかけた、翌朝の状態

※べっちさんのコメントを受けて、リンク追記しました。

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