春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
かわはら薪ストーブ本舗のオリジナルストーブは、細部に至るまで一切の妥協を排している。その一端を軽く披露しよう。

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高精度のヒンジを3点で扉を保持して剛性を追求してベンツのドアのような高級感のある開閉感を目指す

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扉を受けるフレーム部分を、本体ボディと独立したパーツで作成して、経年変化によるボディの歪みが起きても気密低下しないように配慮

普通ならボディにヒンジを固定してしまいがちだけど、長期間の使用で万一ボディが歪んできた時にも精度を維持して気持ち良い開閉と気密の保持ができるように独立した専用フレームで扉を受けるようになっている。

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薪の投入口のサイズは横幅30センチとして10インチ(25.4cm)のスキレットやダッチオーブンが余裕で炉内に入れられるようにした

とりあえず、今回は扉受けのフレームを紹介したけど、他のどの部分を取り上げても、従来の大手メーカー品の大量生産品ではコストダウンの制約で、できないことを、ふんだんに盛り込んでいるので、完成を楽しみにして欲しい。

ちなみに、かわはら薪ストーブ本舗オリジナル薪ストーブの市販品のリリース時期は来年の今頃(2016年秋冬)を予定している。

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室内用のロケットストーブのプロトタイプで蓄積したノウハウを元に、いよいよ市販モデルの制作に取り掛かった。

国産ならではの高精度、高品質、質感の高さはもちろんのこと、立ち上がりの早さと蓄熱性など相反する要素を両立して高性能を追求するために、従来の薪ストーブにはなかった発想の仕組みを取り入れている。

2016年-2017年シーズンのデビューを目指して、鋭意制作中だ。(残念ながら、これから設置工事や薪の配達などの繁忙期に入るので、今シーズン中は無理です・・・)

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オーブン室は省略して、設置しやすく一般受けするサイズにまとめあげた

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ハンドルは当然ながらロック式で確実な開閉と、質感を追求

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重厚感があって、精度の良さを手で触れただけで感じる気持ち良さ

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本体側でロックを受けるパーツ

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噛み込んでテコの原理で確実にロックして気密性を確保

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チムニーの制作時の依頼事項を口頭で工務店や大工さんに伝えると、誤解が生じたりして、こちらの意図通りのものにならなかったりする可能性が高い。

完成してから、いざ煙突を取り付けようとして「下地がない」みたいなことが起きる可能性もある。最終的に現場で指摘したとしても「言った言わない」の水掛け論になってしまうだろう。その場合には、雰囲気が最悪になるだけでなく、内装材を剥がしての修正工事が必要になって、予定していた工期が大幅に狂ってしまう。

また、依頼時に、具体的なイメージが伝わらないために面倒くさがられてしまって、そもそも、引き受けてもらえないということもあるかもしれない。

そういうことの予防のために、手書きで、このような簡単な図面を添えてお願いするだけで、かなり明確に伝わるし、依頼事項の抜けや漏れの発生も防げるし、短時間で効率的に確実な打ち合わせができる。引き受ける方も、相手から言葉で聞いて頭の中でイメージを作るよりも、図面や寸法が一瞬で見て取れる方がストレスがなく、引き受けやすくなるだろう。

これから、地元の工務店や大工さんに、チムニー制作の依頼を、施主さんが直接行う場合も、これらの図面をダウンロード&プリントアウトして、渡してからだと、話が早いだろう。ぜひ活用して欲しい。(※)

※寸法については、あくまで一般的な例で書いてあるので、個別の現場の状況に合わせて、チムニー高さ、チムニー外寸(730ミリまたは780ミリ)、化粧板のサイズ(500角または600角)などは適宜修正して下さい。

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下手な絵だけど、言葉だけで伝えるのと、実際の絵や寸法の図面を添えて伝えるのでは、全然違う。何もないと2時間以上かかる打ち合わせが、この図面があれば1時間で済むだろう。

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先月は息子を薪ストーブの設置工事に連れて行って、それなりに動いてもらった

今月は、それから一段階進んでの煙突工事に連れて行った。足場があるとはいうものの、急こう配の屋根に登るわけで、それなりに怖かっただろうけど、問題なくお手伝いしてくれた。屋根の上で角トップや煙突などの資材を運ぶ戦力として大きく活躍してくれた。

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無事に角トップの取り付けを終えて記念写真

普段はなかなか自分が被写体になっている現場写真っていうのは撮れないし、まして子供も一緒なんて滅多にない。今回はメトスの角トップ施工の現場を見学したい」という重松さんがいてくれたので、完了後に貴重な記念写真を撮ってもらうことができた。
http://shigematsu.org/?p=5904

通常はチムニーの外壁が全て終わってから角トップを取り付けるのだけど、それを待っていると、予定通りに終わらなくなりそうなので、先にチムニー内の煙突配管と角トップの取り付けをして、屋外側の作業を終わらせて室内側をやっている間に、板金屋さんと大工さんに外壁材の取り付けをしてもらうという段取りにした。

このメトス製の角トップは非常にメンテナンス性に優れていて、一度取り付けた後にも側面の10ミリのボルトを4本取り外すだけで本体が持ち上がって角トップ部分を天端ベースの上にずらして置いておけるので、板金作業の邪魔になることもない。(他社製だと角トップ内でストームカラーをコーキングで防水処理なので、こうはいかない)

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室内側の煙突の接続、ロッキングバンドでの固定なども問題なくこなしてくれた。

固定金具や化粧板の取り付けなどは「見学」となったけど、一通りの流れを知ることができただろう。小屋裏で、歩いて良い場所、足を踏んでいけない場所なども教えないと、天井をぶち抜いてしまう。自分にとっては当たり前のことでも、知らなくて当然なので、実体験で教える良い機会になった。

作業後の片づけも的確に行ってくれて、現場でも重宝する人材となっている。

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Hearth & Homeで共同購入で輸入したBRAVEの粉砕力20tのエンジン薪割り機が日本に届いたという話なので、かわはら薪ストーブ本舗に立ち寄ってもらって、開梱&組み立て&動作確認のデモを行うことにした。

本格的なエンジン薪割り機の威力、そして大きさ、重さ、ハンドリングなどを実体験しておきたい人はこの機会にどうぞ。

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http://www.braveproducts.com/logsplitters/brave20tondualsplit.html

併せて、Hearth & Homeで取り扱っているフィスカスの斧の試し割り&即売会も同時開催する。

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チェーンソーや工具、ヤスリなどをご持参いただければ、玉切り体験&目立てなどのレクチャーも行います。

イベント開催時間: 午前10時から午後2時まで
場所: かわはら薪ストーブ本舗(千葉県山武市埴谷259-19)



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年代物の薪ボイラーが出てきた

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背面にはお風呂への循環パイプを接続する配管がある

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配管の拡大

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上部は煙突配管と、給水の配管がある

パっと見た感じでは、まだ壊れなくて使えそうな感じがした。ボイラーとして使っていたので、水が内部を循環するので、熱によるダメージがそれほどないのだろう。でも、これを薪ストーブとして水の配管なしで使うと、すぐに壊れそうな気がする。

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横引き壁出しのシングル煙突を、屋根抜きの二重断熱煙突に変更する工事の依頼が続いている。

実はこのパターンでこの後、既に入金済みで工事待ちの案件があるのだけど、さらに、それとは別にもう一件「とりあえず、現場を見に来て欲しい」という話があって現場に行ってきた。

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長いシングル煙突の横引き

天井高 2,650mm
薪ストーブ天板 h=570mm
実質室内の煙突高さは約2メートルだ

小屋裏で1メートル、野地板上で1メートル確保するのは無理ないので、合計で煙突長さの4メートルを無理なく確保できる。

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屋外での立ち上がりも少ない

煙が室内側にモクモク出てきてしまうのが見ただけで判る設置状況だった。お客さんは「薪ストーブを壁際に寄せて横引きを短くすればいいんじゃないの?」って軽く考えていたようだけど、実際には横引きの後の屋外の縦の立ち上げを3倍以上にしないとならないし、そうすると支柱を立てたりと大掛かりな工事になる。さらに煙突トップへのアクセスが極めて困難で実用的ではない。「根本的に解決するには屋根をぶち抜いて煙突を真っすぐ立ち上げるしかない」ということで提案してきた。

「60万円くらいはかかる」とざっくりとしたと予算を伝えると、ほぼ即答でやる方向で考えるそうだ。現在体調があまり良くないらしく、ご本人の通院状況が落ち着いたら、また連絡をもらうことにした。

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周辺に集合住宅が建っているので、近所迷惑対策を考えると、チムニーで、なるべく煙突高さを稼ぎたいところだけど・・・

前回紹介したチムニーから屋根に出られるプランは、屋根勾配がきつくて必然性があったので提案したのだけれども、今回のように平屋で屋根勾配が緩い場合には、無理にチムニーを作らなくても、最低煙突長のあ4メートルが確保できれば、何とかなってしまうパターンもある。薪ストーブの価格、家の築年数、施主さんの年齢などを考慮して、ローコスト優先&短工期のフラッシング施工でもいいかなと思うこともある。

まだ、この現場は実際に施工するまで少し時間がかかりそうなので、それまでしばらく考えてみたい。

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薪ストーブ本体が安いからといって、煙突も安いシングル煙突&壁出しの安易な組み合わせをして、煙突掃除の頻度や、煙の室内への逆流を我慢しながら割り切って使うのも、選択肢の一つとしてはありなのかもしれないけど、今回、紹介した事例のように、最高の煙突を組み合わせて快適に使うことをお勧めしたい。

シーズン中に1か月に一度の頻度で煙突をバラしての煙突掃除なのか、シーズン後に年に一度だけ煙突をバラすことなく、煤をトップから炉内に落とすだけでサクっと終了するかの違いを時間と手間のランニングコストを計算したら、むしろ二重断熱煙突の方が安くつくような気がする。

アナタの時給がいくらだか判らないけど、仮に2000円だと仮定して・・・・。どっちが得だか計算してみた。

シングル煙突の場合→作業時間3時間×5回/年×時給2000円×30年=90万円
二重断熱煙突の場合→作業時間30分×1回/年×時給2000円×30年=3万円



それにハゼ折りのペラペラのシングル煙突の場合は30年は持たない。恐らく10年ごとくらいに穴が開いたりしてボロボロになって買い替える必要が出てくる。そのたびに10万円近い出費となり、煙突掃除の時給換算金額との合計で、生涯利用した場合に120万円ほどのランニングコストがかかることになる。

一方の国産の高木工業所製の二重断熱煙突の場合は、一生モノで交換の必要がない。仮に煙突&チムニー作成で100万円コースだとしても、むしろ安上がりということになる。

シングル煙突を使うと、トータルコストがむしろ高くなるだけでなく、手間も時間もかかるし、何よりも煙の逆流などで普段の使い勝手も快適とは言い難いものになる。どちらが得なのか、冷静に考えてみよう。

初期費用で100万円は厳しい場合でも、50-60万円くらい出せるのであれば、質は国産よりは落ちるけども、カナダ製の二重断熱煙突の使用で何とかなるケースもある。予算に応じたやり方で臨機応変に対応するので、相談して欲しい。

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煙突の入れ替え工事が無事に終了したので、その日は全然寒くはなかったのだけれども、敢えてお客様にリクエストして火を入れてもらった。

煙突変更直後の、お客様の反応、感想や表情を、直接自分の目で見てみたかった。長年、薪ストーブを使ってきた人だからこそ、同じ機種での煙突の違いによる燃え方の違いを、強く実感できるのだ。

まだシーズン前なので、焚付けや小割りもあまりたくさん用意していなかったし、置いておいた薪も雨に当たったりして、乾燥イマイチで燃やすとシューっと水蒸気が出てくる状態で、普通ならば、煙がモクモクで燃やすのにかなり苦労するような状態だと思われたが、敢えてその状態で「普段通りに焚付して下さい」とお願いして、私は一切手を出さないようにした。

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いつものように焚付けしてもらった

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いい感じでスムーズに炎が回ってくれた

室内側へ煙が出てくることも全くなく、非常にスムーズに火がついた。そしてお客様は「炎の表情がとても綺麗」「炎が生き生きとしている」と感動していた。以前は、ガラスが黒く煤けてしまっていたそうだけど、今回は終始、透明のままだった。

予想通り、狙い通りの結果で、うれしかった。このままバンバン薪を追加すれば、さらなる威力を実感できそうなポテンシャルを私も感じた。多分、今シーズンはオーロラ出まくりで良好な燃焼をするだろう。

レクチャーが必要なお客様ならば、そのまま続行して巡航状態オーロラ状態まで持っていくけど、もう何年も使っていユーザーなので「温度が上がって吸気を絞っても、もっと絞りたくなったらダンパーを調整して下さい」「薪の追加投入の時にはダンパーを戻してください」という、新たに追加した機能の説明だけで済ませた。

「寒くなったら泊まりで飲みに来て見てください」と言ってくれた。社交辞令として言ってくれたのかもしれないから、真に受けて本当に行ったら迷惑がられる可能性もあるので、慎重な判断が必要だ。しかし、工事の結果に満足していなかったら、こういう言葉は出ないだろう。

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ダンパーを使っての本領発揮が楽しみ🎵

ホームセンターで売っている中国製の薪ストーブでも、最高の煙突を接続すれば、快適に使えることを意外と知らない人が多い。

私は一番最初に使った薪ストーブが、この写真と似たような構造のもので、自作の二重断熱煙突を接続していたので、実体験で知っていることだけど、予算が限られている場合には、薪ストーブ本体にお金をかけるよりも、煙突にお金をかけた方がはるかに良い結果が得られる。
http://blogs.yahoo.co.jp/byd02445/folder/1264768.html

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6寸勾配で煙突掃除の時に二連梯子をかけて、屋根を登っていくのは、かなりリスクが高い。毎年の煙突掃除の時に命がけで恐怖心を感じてしまうのは良くないので、ユーザーが自分でも安心して作業できるように徹底的に配慮した。

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パっと見ると普通のチムニーだけど・・・

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ジャンボサイズのチムニーで側面の窓から直接屋根に出られる

チムニーを大きく作って開閉可能な窓をつけて、小屋裏から直接屋根に出られるようにした。滑りやすいコロニアルの屋根は雨仕舞いのために剥がした際に雪止め金具をきちんと釘で野地板に固定して、足場として安全に登っていけるようにした。転落の危険がないようにチムニーの上側に身体を預けて、安心して煙突掃除できる。

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小屋裏のステージから階段を登ってメンテナス用の窓にアクセス

小屋裏も窓から光が入ってくるので明るくて、全然怖くない。

夏場の暑い時期には窓を開けば換気(排熱)効果が絶大だろう。

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窓から屋根に出たら、雪止め金具で滑らずに登っていけるように配置



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新築住宅にチムニーを作る場合には、建築工事と一緒に、そこの工務店の大工さんが行うのが合理的だけど、既存住宅は後からチムニーを作成する場合には、どこで施工するか問題だ。

かわはら薪ストーブ本舗は、千葉の地元での依頼であれば、動いてくれる鈑金屋さん&大工さんのチームがあるのでチムニー作成工事を行っている。この場合はスタッフと一緒に私も施工している。普段から一緒にやっていて慣れているスタッフなので、作りながら現場合わせで、あまり細かいことを言わなくても、合理的なやり方でガンガン進めていくことができる。

今回は、地元ではあるのだけど、かなり厳しい予算の制約があることから、施主さんが知り合いの大工さんに直接依頼してチムニー作成工事を行うことになった。

今回の大工さんはチムニー作成をやったことがなく、初めて会うので、寸法や形状を伝えたるだけではなく、それなりに監督指導しないと、こちらの意図しないものとなってしまう可能性が高い。特に固定金具の下地の位置、内寸、外寸のサイズなど、一度作ってしまうと後から修正するのは困難になるので、任せっぱなしにしないで、工事中に立ち合いして、その都度指示を出して、確実なものを作ってもらうようにした。

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骨組みを組んでから防水紙(ルーフィング)を巻いていく

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立方体ではない変形チムニー

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水上側に雪割りを作成

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鈑金で仕上げる

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チムニー内部の煙突固定金具の下地用の合板も忘れずに入れてもらう(骨組みだけだと固定金具をつける際にビスが効かない)

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6寸の急勾配の屋根なので、足場なしで歩くのは厳しい。ましてチムニー作成工事や煙突工事をするわけなので、どうしても足場が必要になる。

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まずは壁面部分を組んでいく

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転倒しないように控えを取る

引き続き、屋根の部分の足場へと進んでいく。

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貫通部分をステンレス板でふさいだところを屋外側から見る

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角トップ用の50ミリのセラミックスーパーウールの端材を利用して充填して断熱

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既存シングル煙突のヒートシールドとして使っていたトタン板をカットして防護板にする

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換気扇のレンジフードを加工した雨避けはそのまま利用

これで強風時にも断熱材が横風で濡れることもかなり少なくなるだろう。目隠し版の裏が結露することも防止し、断熱欠損も最小限に抑えることができて、より快適な室内空間になるだろう。単純に既存煙突を撤去して蓋をするだけでなく、可能な限りの後処理を、追加費用の発生なしのサービスで行っておいた。

このように新しい煙突を設置したら忘れ去れがちなことだけど、目に見えない部分まで配慮している。

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オールシングル煙突で、2メートルの長い横引きの後に、屋外の足場管で6メートル縦に立ち上げて二階の屋根の上まで頑張って設置して、しばらく使っていたけれども、煙突掃除も大変だし、煤で詰まって煙も室内側に逆流しがちだし、そもそも煙突の固定そのものが怪しくて不安ということで、煙突工事のやり直しをすることになった。最初は同業他社に依頼したそうだけど、断られてしまったそうで、私のところに話が回ってきた。

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二階ベランダに紐で固定した単管パイプで立ち上がりの単管パイプの控えを取って、針金をステーに支えていた

単純に同じ経路で二重断熱煙突に変えただけでもそれなりの効果はあるけれども、それではつまらない。それに煙突トップへのアクセスが極めて困難でメンテナンス性が最悪になり、私のポリシーに反する。どうせやるなら、この家での完璧な配管ルートに変更の屋根抜きを提案して、その方向で進めることになった。

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まずは煙突部材を室内に搬入

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既存のシングル煙突を撤去

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貫通部分は特注品の蓋でふさいだ

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中国製の薪ストーブと、日本製(高木工業所)の二重断熱煙突のコラボで驚きの高性能を引き出す

二重断熱煙突にすることによって排気が冷えずに強いドラフトが維持されたまま排煙されるので、空気を絞って燃やすことができるになる。さらに煙突ダンパーも設定するので、気密が弱くコントロールしにくい中国製の鋳物の薪ストーブでも、自由自在に調整できるようになる。燃え過ぎて、バッフル板や薪抑えの金具がダメージも少なくなり寿命も多少は長くなるだろう。

安い薪ストーブ本体だからといって、安い煙突を組み合わせてしまって本来の性能を発揮させられないケースが多いが、安い薪ストーブに最高性能の煙突を組み合わせた場合には、燃焼は劇的に改善されて、燃費も格段に良くなるのだ。

火を入れた時の施主さんの顔を早く見てみたい。

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撤去したシングル煙突は、とりあえず屋外に退避

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今月中にやりたい煙突工事に使用する部材が一気にまとめて大量に入荷した。

秋雨が続いているので、予定通り工事ができるか微妙なところだけど、天候の回復を願う。

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出荷時にパレットに載せられてしまうボリューム

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とりあえずは雨に当たらない場所に保管

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通路が煙突部材で埋まってしまった・・・

私が使っている煙突部材は、この写真でも判るが、高品質な国産の高木工業所のものだ。

販売元としては、メトス製と、トコナメエプコス製のものを使い分けている。完璧な角トップに関してはメトス製でしか得られないし、ダンパー付き二重断熱煙突などトコナメエプコス製でしか得られない製品があるのだ。両社とも同じメーカーで、完全に互換性があるので、優れた製品を組み合わせてベストなラインナップで顧客に提供している。

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内部まで雨仕舞いの完璧な角トップはメトスの製品がピカ一

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ダンパー付きの二重断熱煙突は、メトスからは出てないが、トコナメエプコスから出ている

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そろそろ涼しくなってきて、薪ストーブを使いたいから煙突掃除やメンテナンスをと考える人も多くなってきて、ポツポツと依頼が舞い込んでくるようになった。

本来であれば、薪ストーブシーズンが終了した春の時点で煙突掃除やメンテナンスを終わらせてしまう方が、梅雨の間の湿気による錆びや腐食などのダメージを避けることができて合理的なのだ。自分がレクチャーして導入したユーザーさんの場合は、シーズンオフにメンテナスを済ませて、この時期の依頼というのはほとんどない。

設置工事をした薪ストーブ店に煙突掃除などのメンテナンスを依頼しても、レスポンスが非常に悪く、なかなか対応してもらえないというケースが増えているようだ。また工務店に薪ストーブ設置工事を依頼した場合には、薪ストーブ店が下請けで設置工事をしているため、直接設置した薪ストーブ店で対応してくれないというケースもあるみたいだ。そういうユーザーを【薪ストーブ難民】と呼んでいる。

私のところに相談が回ってきた場合には、可能な限り対応して救済しているけど「これはとても煙突掃除できない」みたいな驚きの施工もたまにあって、びっくりする。口元がスライド煙突になっていなくて、煙突をバラせないケースとか、煙突トップへとてもアクセスできないような経路の施工などだ。こういう場合は、煙突工事をやり直すのが根本的な対策になるのだけど、そこまで予算をかけられなくて手を出さずに、引き上げげざるを得ないケースも現実にあった。

薪ストーブ屋の立場で考えると、工事の前の設計段階では煙突掃除の際のメンテナンス性に配慮すると思うのだけど、「設置だけして後の煙突掃除は自分では絶対にやらない」と決め込んでいるから、ローコスト重視のプランで、そういう驚きの施工ができるのだろう。

薪ストーブ難民になってしまった人は、かわいそうだ。導入前にきちんと対応してくれる専門店と巡り合えるかどうかも「縁」なのだろう。

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和歌山行きの予定だけど、施主さんの都合で、延期となった。

それに合わせて入れた別件を延期するのはなんだかなので、他のアポは予定通り決行する。


9月29日(火) 夜行バスで関西に向けて出発
9月30日(水)
10月1日(木) 【日中終日フリー】  夜 大阪付近で友人と飲み
10月2日(金) 昼 大阪付近で友人とランチ 夕方から大阪近辺で打ち合わせ 夜 東岡崎へ移動&宿泊レクチャー
10月3日(土) 午前 東岡崎でレクチャー    午後 愛知県稲沢市で現場確認  千葉へ向けて移動



せっかく関西方面に行くので、トンボ帰りせずに、一週間かけて有効に使いたい。

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このルートで移動予定

和歌山
和歌山も広い

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暗いところや光の当たり方で黒っぽくも見えるけど・・・

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明るいところでは、けっこうしっかりとした光沢の茶色

ヨツール F400 茶色のホーロー(エナメル)

預かりものの委託品で、置いておいても錆びるわけでもないし、腐るわけでもないし、冬場になって来店したお客さんに勧めるのもアリなのだけど・・・・日本未発売モデルの希少価値を知って、気に入ってくれた人に使ってもらうのが一番なので、本格的な薪ストーブシーズンに入る前に記事に載せてみた。

値段については「煙突工事はどうするのか?」「配達方法はどうするのか?」などによって総合的に判断するので、具体的な条件を添えて、個別に問合せして欲しい。

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原価が安くて、どこの工務店でも安易に仕入れられるので広く普及しているダッチウェストの薪ストーブだけど、12年間の使用で、このように壊れていた。建材とか針葉樹を無理やり高温で強引に焚いているような使い方ではなく、ごくごく普通に広葉樹中心で使っていたそうだ。

高温にさらされる炉内にダンパーなどの可動部分があって壊れやすいことや、さらに高温になる触媒の熱でハウジングが歪んでしまうということは、構造上、やむを得ないというか、ある意味当然のことだと言えよう。

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崩壊して全く動かなくなってしまったダンパーの弁

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触媒のハウジングも崩壊している

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炉内のパーツも相当ダメージを受けている

もし、この状態からフルメンテナスして修理したら、外側の鋳物のボディ部分以外はほぼ丸々アッセンブリ交換だろう。工賃も含めたら、新品が買えてしまうくらいかかるだろう。修理したところで、また12年後に同じことになる可能性が高いわけで、あまり合理的だとは思えない。複雑な構造の触媒機の宿命なのだ。シンプルな構造で、壊れにくいクリーンバーンの機種に買い替えた方が現実的だと思う。

はじめて薪ストーブを買う時にはあまり考えないことだけど、このような現実があることを知って、10年先20年先までのランニングコストを考えて検討したい。

どうするかは、オーナーさんが決めることで、今後どうなるのかは未定だが、また進捗があったらレポートしよう。

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先日、「薪ストーブ日記」の上野さんから電話がかかってきて、茨城県で薪ストーブの入れ替え&煙突修正の案件の紹介を受けた。

とりあえずは、現場を見に行かないことには始まらないので、お客様と予定を調整して、行ってきた。12年前にDIYで煙突も薪ストーブも頑張って設置したそうだ。

今回、訪問して、どういう経緯なのかを訊いたら「薪ストーブの選び方」みたいなことをウェブで調べていたら上野さんのブログにヒットして、問い合わせを入れたそうだ。上野さんも、さすがに広島から茨城まで見に行くわけにはいかないらしく、呼ばれればどこにでも行っている私に話しを振ってくれたわけだ。

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壁出ししてから30°のエルボで屋根のひさしをオフセットさせている

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空気層を確保した炉壁、炉台も手作り

今回は12年使ったダッチウェストの薪ストーブが壊れてしまったそうだ。それから、現状だと強風の時に煙が室内側に逆流することがあるので、壁面出しを止めて、屋根抜きに煙突配管ルートの変更も考えているそうだ。

ある程度は自分でできる人なので、今回は部材の調達なども含めて自分でやってもらっての、単純なコンサル案件になりそうな感じ。

まだ、本体の入れ替えのみか、煙突のやり直し工事も含めてやるかを決めかねている様子だったので、どうするのか決まったら、連絡をもらうことにした。

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トータル70万円という予算の制約もあり、普通のやり方だと、かなり難しい案件だけど、そういうものほど、知恵を絞って何とかしたくなる。

煙突はカナダ製のエクセル煙突を使用して「二重断熱煙突」というところについては妥協せず、本体はカナダ製の鋼鈑製を10万円代で調達すれば、何とかなるかなという感じで考えている。エクセル煙突の最大の弱点の雨水の断熱材への浸入についてはチムニー制作&オリジナル角トップで、煙突部材を全て屋内側に入れることで対応する。

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ハンモックの向こう側の辺りも設置場所の候補の一つだったけど、窓に近いので、暖気が逃げてもったいない

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他にも土間も候補地だったけど、煙突が屋根の低い位置に来てしまうし、暖気が逃げる

総合的に考えて柱の手前のコーナー設置が建物の中心付近で、なおかつ煙突が棟に近いところになるので、ベストと判断した

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カマドは施主さんが手作りで制作中

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茅葺きの上の天窓のポリカ部分から煙突を抜くために、ここにチムニーを制作

茅葺屋根の上に鈑金屋根のカバーがかかっていたので実現はしなかったが、茅葺屋根のままだったら、昔の囲炉裏からの煙で燻して屋根材を保護したように、薪ストーブの煙を直接ぶつけて茅経由で排煙させてみたかった。

フラッシングだと、煙突掃除の際に、急勾配の屋根を登っていくのが無理なので、チムニーから鎖を垂らし、それをつかんで登って行くことでメンテナンス性を確保する。「設置したらそれで終わり」でははなく「そこから毎年のメンテ」なので、煙突掃除の経路は必ず考慮に入れて設置のプランを考えている。

この空間に薪ストーブがついたら、とても素敵な宿になるだろう。

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室内で縦1メートル、横引き2メートルで壁面貫通、その後屋外で1メートル立ち上げのシングル煙突での薪ストーブ施工されていた。室内側への煙の逆流がすごいし、煙突掃除も1か月に全部1回バラさなければならないので、非常におっくうで大変ということだった。

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メンテナンス用の蓋の設定のないエルボを使用していた

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屋外の立ち上がりは明らかに不足していてドラフト不足

これを「二重断熱煙突に交換したい」という依頼を受けた。

同じ配管経路で二重断熱煙突に入れ替えたとしても、あまり効果は期待できない。しかも、屋外部分での立ち上がりが4メートル以上は必要になるので、大掛かりな支柱を作成する必要がでてきてしまって現実的ではないし、エルボなどを多用する形になるので予算も多く必要になってしまう。

それならば、むしろストレートに屋根をぶち抜いて、屋根抜きしてしまった方が安いし、排煙の抵抗もなく、掃除も楽で合理的なので、その方向で提案した。幸い、屋根材はコロニアルなので、フラッシングを使って施工すれば工期も短く簡単だ。いつも勧めているチムニー&角トップよりもコストも削減できる。国産の高品質な高木工業所の二重断熱煙突を使用しても、60万円程度でいけてしまうだろう。建物が新築か中古物件か、使っている薪ストーブがどのようなものかを考えて、コストパフォーマンスを重視したプランにした。

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たまたまTVを観ていたらNHKの「世界ふれあい街歩き」という番組でウィーンだった。

何気に見ていたら、いきなり煙突掃除屋さんが登場してびっくりした。

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北欧だけでなく、ウィーンでも「法律で建物に煙突を付けることが義務づけられている」ということだった

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そして1年に1度は煙突掃除をすることも義務づけられているそうだ

さすが、ヨーロッパの暖炉、薪ストーブ先進国だ。きちんと基本通り、煙突掃除の頻度も決められている。日本では「何年かに一度でいい」みたいなことを言っている人もたまにいるけど、毎年きちんとやって、そのシーズンの焚き方を振り返るのが良いと思う。

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チムニーボールを使っていた

よく使われているロッド式よりも楽に短時間で作業できる感じだった。

シーズン前に、まだ煙突掃除が済んでいない人は、そのまま焚くと煙突内の煤に引火して煙道火災のリスクがあるので、必ず煙突掃除を実行してから焚くようにしよう。

※かわはら薪ストーブ本舗では、ご依頼いただければ、他店で施工した現場でも対応しています



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先日の「関西&北陸薪ストーブの旅」の時には和歌山へも足を伸ばした。「これから薪ストーブをDIYで取り付けたいのでアドバイスを」ということだったので行ってきたら、お礼にと、現地の特産の珍しい「黄桃」を送っていただいた。黄色い身でマンゴーのような食感と味で、美味しくいただいた。ありがとうございます。

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柔らかくなってきて色づいてきて熟してきた

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マンゴーのような珍しい味

本格的な「実りの秋」を迎えて、季節の移り変わりを感じる。薪ストーブに火を入れるのも秒読み段階に入っている。

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よく「煙突から放熱されるから室内が暖房される」みたいな誤解をしている人も多い。実際には薪ストーブ本体からの熱が十分に出ているので、煙突からの放熱は期待しないで大丈夫だ。その証拠に、薪ストーブの背面から水平に壁面抜きして外壁を立ち上げるという方法で、煙突部分は室内側を全くない状況でも、十分に暖かい。

したがって室内側を立ち上げる場合にも、オール二重断熱煙突で煙突から極力放熱しないようにしても全く問題ないし、むしろその方が燃焼効率が良い。排気が冷えず、強いドラフトが得られるからだ。その分、空気を絞れるし、燃費も良くなる。室内の吹き抜け空間をオールシングル煙突にする時にも「シングル煙突の方が暖かい」みたいな説得をされてしまうケースもあるけど、この説明もどうかと思う。コストダウンのための言い訳としか考えらえない。

シングル煙突は、ローコストというのだけが唯一のメリットで他には良いことはない。煤が大量付着するし、煙突掃除の際にも室内に煤が飛び散る。

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シングル煙突内に大量付着した煤

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チョコレート状のタールもこびりついていた

薪ストーブの良好な燃焼のためには、実は煙突の役割は非常に大きい。強いドラフトを安定して得るためには「二重断熱煙突」が必須だ。薪ストーブの本体よりも、むしろ重要だ。煙突こそが燃焼のエンジンで、薪ストーブそのものの機種の違いよりも、燃え方に与える影響は大きい。

同じ40万円の部材費用だったら「10万円の薪ストーブと30万円の二重断熱煙突」と「30万円の薪ストーブと10万円のシングル煙突」だったら、前者の方が明らかに良く燃えるし、快適に使用できる。どんな高級機を使っても、煙突がシングルだったら本来の性能は発揮できないのだ。それを知ってか知らずかわからないが、高級機とシングル煙突の残念な組み合わせがけっこう多いのが実情だ。

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従来から使っていた、薪ストーブ&煙突設置工事の契約書を改定してバージョンアップした。

■第四条 (保証期間について)

煙突本体、角トップについて、以下の条件を満たす限り、工事完了後20年間。

・薪ストーブシーズン終了後、1年ごとに一度の定期的な煙突掃除を実行していること
・甲と乙の両者が生存していること(どちらか一方の死亡をもって20年に満たない場合でも保証終了)
・ただし地震、噴火、津波、落石、隕石の落下などの自然災害、航空機の墜落などの事故、および戦争、暴動、内乱、などによる破損は免責とする


契約書全部

私の場合、基本的には、高品質な国産高木工業所の煙突部材を使っているので、角トップでの施工の場合、煙突本体部分からの雨漏れは半永久的にないと自信を持ってお勧めしている。そのことを契約書に明記した。永久保証と言うと、自分が死んだ後のことまでというのも嘘っぽくなってしまうので、自分が生きている限りの20年保証ということにしておいた。

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高品質な、国産の高木工業所の煙突部材で、お客様に安心を買っていただいている側面もあるので、口約束だけでなく書面できちんと明記することにした。(もちろん既に設置工事を行って、このバージョンの契約書を交わしていない既存のお客様も角トップ施工の場合は同様の保証をするので安心して欲しい)

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煙突の折れ曲がりのエルボ部分にメンテナス用の蓋を設定していないローコスト施工の場合、掃除の度にバラす必要がある。大量に煤が付着した煙突をバラすと、気をつけていも必ず煤が室内に飛び散る。

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煙突掃除は毎年のことなので(シングル煙突で常時使っている場合は毎月)、メンテナンス性を無視した施工をすると泣きを見ることになる。

このように完全にバラバラに分解しないと煙突掃除できないケースの場合、煙突工事を2回やり直す以上の手間と時間と労力がかかる。通常は3万円で引き受けている煙突掃除だけど、こういう現場の場合は5万円もらわないと割りが合わない。

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壁抜きの室内側の折れ曲がり部分にメンテナンス用の蓋がないとブラシが通らないので、煙突掃除の際に煙突を分解して、屋外に持ち出して掃除する必要がある。これはけっこうな手間で、正直言うと、気が重くなる、おっくうな作業だ。バラすと必ず内部に堆積した大量の煤が飛び散るし、そもそもバラすこと自体が面倒だし、屋外での作業の時には、煙突表面を傷つけたり汚したりするリスクもそれなりにあるからだ。

私は壁抜きでの煙突施工の場合には、煙突掃除の際にバラす必要がないように、メンテナンス用の取り外せる蓋を設定している。

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かわはら薪ストーブ本舗で施工した壁抜きでの配管例

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軽く養生して蓋を開く

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大量の煤が付着

この煤が付着した状態の煙突をバラして外に持ち出すと考えると気が重くなるが、この施工方法なら気軽に煙突掃除できる。

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ブラシで屋外側に横引き部分の煤を奥に押し込んで屋外へと排除してから、次に縦方向にブラシを通して落とすだけ

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煙突をバラさずに2アクションでサクっと煙突掃除完了🎵

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薪ストーブに慣れていない設計士や工務店の施工というのは、炉台のサイズを見れば一発で判ってしまう。たいていは薪ストーブが乗っているのがやっとのサイズで、全面の扉と炉台全部の間隔が30センチない。図面で薪ストーブの寸法を調べて「それよりちょっと大きければ良いだろう」くらいに考えて設計しているからだ。

これはたまたま煙突掃除の依頼を受けた物件だけど・・・。

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炉台が狭くて、フローリングが焦げている

口元からの立ち上げがりがシングル煙突となっているので、放熱も半端じゃない。薪ストーブ本体の熱、煙突からの熱で相当背面の壁面も温度が上がるだろう。中空構造&不燃の骨組みになっていると信じたいけど、どうなっているのかは判らない。

このように薪ストーブを知らない設計士や工務店による施行例だけでなく、薪ストーブ専門店でもこういう狭い炉台や低い炉壁の現場に「薪ストーブ設置しました!」みたいな自信満々のブログやFBの記事を見かけるけど、見ていて「よく恥ずかし気もなく、こういう施工例を載せられるな~」と逆に感心してしまう。打ち合わせ不足、確認不足、管理監督不足、知識不足、意識不足などが結果として出ているように感じてしまう。

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「山から切ってきた木を玉切りして、車が横付けできる場所に積んだけど要らない?」という話があった。樹種は訊いても判らなかったけど、とりあえず見に行った。仮に杉などの針葉樹だけだとしても、既に玉切りしてあれば、後は割るだけで、山に入らずに車を横付けして回収できるのは恵まれている状況だからだ。これは断るわけにはいかない。

早速見に行くと、樫やクヌギの木を40センチ程度の長さで、太さも20-30センチ程度で一つづつの玉も重くないし、サクサク割れる状態で、非常にラッキーだった。

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薪割り機やフィスカスの斧のデモンストレーション用に取っておこうかと思っていたけど、今回の輸入のタイミングでは時間が取れそうにないみたいなので、斧でガンガン割ってしまうことにした。
http://shigematsu.org/?p=5662

あまり残暑の厳しい時に無理することはないけど、少し涼しくなってきたら、夏の間にお休みしていた薪割りのリハビリ代わりにちょうど良いと思う。

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