春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
だんだん寒くなってきて、薪ストーブに火を入れるギリギリのタイミングの今になってから煙突掃除しているケースも多い。色んなブログでも「煙突掃除して準備OK」みたいな記事を見かけるし、実際に私のところへも、この時期にもけっこう煙突掃除の依頼が舞い込んでくる。

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しかしながら、正直言ってこの時期に煙突掃除をやるのはお勧めしない。炉内や煙突内に放置された煤や灰が、梅雨や夏の間の湿気を帯びて、腐食させてダメージを与えるからだ。

基本的にはシーズンオフになった春に行うべきだと思う。同じ手間をかけるなら、錆びが進まないような効果的な時期に行いたい。灰は煤を綺麗に掃除して、5-56などの油のスプレーを噴射してコーティングしておけば、梅雨場や夏の間に錆びが進行しないので本体が長持ちする。

たまに灰や煤を残しておいた方が良いという説も見聞きするけど、現実的にはシーズンオフに灰や煤を溜め込んだまま放置された薪ストーブは、見るのが悲しくなるくらい錆びが進行してしまっている。

シーズン前のギリギリのこの時期に煙突掃除やメンテナンスをした人は、次回は1年後ではなく、半年後のシーズンオフになったらすぐに行うように煙突掃除やメンテナンスのサイクルを切り替えよう。(この時期に煙突掃除の依頼をした人には、炉内の錆びを見せて、そのように案内している)

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薪を低温で燻らせて焚いたり、投入直後にきちんと燃やさないですぐに空気を絞ったりすると、木酢液が蒸発したものが結露して、空気取り入れ口から垂れるケースもある。たまにシングル煙突の継ぎ目の部分から垂れた跡を見つけることがあるけど、空気取り入れ口から逆流するくらいの状態で驚いた。

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空気取り入れ口から垂れた液が固まっている

誤った使い方は、煙突を詰まらせるだけでなく、空気の取り入れ口までふさいでしまい、一酸化炭素中毒のリスクも考えられて、とても危険だ。

薪の投入直後に、機械的にすぐにダンパーや空気調整を絞るのではなく、10分程度はきちんと薪の表面が燃焼して、温度が上がっていることを確認してから絞ろう。(薪の投入直後に炎が上がるのは下の熾き火から炎が立ち上がって薪の表面に絡み付いているだけで、新たに投入した薪の表面の色が黒く炭化していない状態では、薪は燃えてない)

こんなことは当たり前のことなのだけど、設置だけして、きちんと取り扱い説明できてない販売店が多いということが、こういうことからも実感してしまう。

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煙突からの熱を室内側に回収したいとか、費用を抑えるなどの理由で、室内側をシングル煙突にするケースも多いけど、どんなに上手に焚いてもシングル部分には煤が大量付着する。

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トップへの煤の付着はそれほど多くなかった

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しかし、シングル煙突部分には大量の煤が付着していた

このシングル煙突がついている上の貫通部分から屋根上の二重断熱煙突の方が長いけど、そちらにはあまり煤が付着していなかった。

二重断熱煙突だと、煤の量が少ないというだけでなく、ドラフトが良くて空気を絞ることができるために、燃費が良くなったり、オーロラ炎が綺麗に出たりとメリットが多いので、極力口元付近から二重断熱煙突で施工した方が良いと改めて感じた。しかし、コストダウンのために今回紹介したようなシングル多用での施工が多い現実は仕方ないのかもしれない・・・・。

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自分でお勧めした設計通りのスムーズな煙突経路だったら何の不安もなく火入れできるが、今回は45°のエルボを4個使って二回も折れ曲がりがある前代未聞のものだった。正直、どういう燃え方をするのか全く想像がつかなかったし、マトモに煙が抜けてくれるか不安があった。

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いつものように上から着火方式。マッチ一本で。

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扉を開いても室内側に煙が漏れてこなくて一安心

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十分に温度が上がってから、空気調整したら綺麗なオーロラ炎が出現

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施主さんの奥様が炎を眺めている

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素敵な観賞用の椅子も用意されていた

長い工期で、突然の変更が度重なって、予定通りに行かずに、けっこう大変な現場だったけど、実際に薪ストーブを使う奥様にご満足いただいて、ねぎらってもらえて、これまでの苦労が報われたような気がした。



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今回の施主さんは薪ストーブの機種に特にこだわりがなかったので、値段と性能のバランスを考えて、私の独断でドブレ640CBをチョイスした。

性能が良いのは当たり前で、さらに分解性が良いのでメンテナンスが確実に簡単にできるというメリットだけでなく、搬入時にパーツを取り外して軽くできるので、設置作業性も良いのだ。

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搬入時にバラしたパーツ

トッププレート15kg
カバープレート4kg
フロントドア6kg
サイドドア7kg
アッシュドア4kg
ログガード4kg
炉床左右14kg
アッシュトレイ3kg
バッフル左右12kg
レキュペレーター5kg
バーミキュライト3枚4kg
口元等その他7kg

計85kg



本体の合計重量が190キロなのでそれが85キロ減って105キロになるので搬入作業がだいぶ楽になる。

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本体を設置してから組み立てる

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組み立て完了。右側からのサイドローディングの扉がある機種なので、炉台の右側を広く取っている

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無事に設置完了

炉台作成からはじまって、チムニー作成、本体設置とトータルで受けた工事なので長かった。着工から一ヵ月半かかって無事に完了してホッとした。

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この家は屋根のデザインに合わせて、チムニー外壁を板金で仕上げることになった。サイディングの方がサクサクと短時間でローコストで簡単にできるけど、デザインがちぐはぐにならないように総合的な視点で考えて、仕上げ方法をその都度検討している。

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事前に寸法を取って加工して準備された板金の材料

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まずは下段の水切りをつけてから

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順番に上に向かって張りつけていく

簡単そうに見えるかもしれないけれど、非常に手の込んだ複雑かつ、絶妙な板金作業で、とても真似のできるものではないと思う。ここらへんの雨仕舞いに直結する作業は熟練の職人さんに任せた方が安心だ。

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板金の上下のハゼ折部分

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台風18号、19号が来る直前に仕上がってホッとした

板金だから叩いて仕上げるので全く傷つけないで折り曲げるのは不可能だし、多少の傷は問題ないのだけど、施主さんが気にしていたので、後日、塗料と筆を持って行って、タッチアップしてきた。

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隙間を速乾性のシリコンで充填して、シーラーを塗る

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これから使うFRPの繊維

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樹脂と一緒に塗りこんで固める

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乾燥したらトップコートを塗って紫外線対策

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床面とチムニー壁面の防水処理が完了

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防水紙を貼って、多少の雨なら大丈夫になり、やっと安心できる状況になった

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薪ストーブを設置する場所の上がFRP仕上げのベランダという案件。普通は防水の関係で、こういうところに煙突を立ち上げるのを躊躇するだろうけど、チムニーを立ち上げてベランダ床との取り合い部分を再びFRPで処理すれば問題ないと判断して、その方向で提案した。設計士の先生、施主さんのGOサインが出たので工事を進めることにした。

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FRPのベランダを開口

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チムニー外壁を作ってしまうと、下部の煙突折れ曲がり部分の作業ができなくなるので、この段階で煙突配管してしまう

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最初は照明を撤去して、天井を再作成して、照明用の左の小さい穴の方から真っ直ぐ煙突を下ろす計画で完璧だと思っていたけど、施主さんのこだわりで照明と点検口のど真ん中から煙突を貫通させることになり、真っ直ぐ降ろせず、小屋裏部分で一度折り曲げることになった

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天井の貫通部分から、さらに薪ストーブ設置位置まで合計で二回曲げることになり、納得いかない配管経路となった。複雑な煙突経路になると、燃え方や煙突掃除など色々と不都合が出てくるので、あまりやりたくなかったけど、仕方ない。

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FRPの防水工事は後日なので、ブルーシートで雨がベランダに吹き込まないように養生した

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以前から薪ボイラーが気になっていた。存在自体は知っていたけど、なかなか実物を見る機会がなかったが、ようやく、これを熱源した新築の家を見ることができた。

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家のコーナー部分にボイラー室を設定。煙突が横引きして垂直に立ち上がる

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炉の上に熱湯タンクがあり、熱交換器が入っている構造

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右下部のブロアーで強引に燃やせる

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温水コンセントでファンヒーターや、温水カーペットを居室で使える

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温水ファンヒーターの接続部分(温水の往復のホースが確認できる)

お風呂や炊事の給湯はもちろんだけど、暖房の熱源としても活用できる柔軟なシステムだ。

薪だけで全ての熱源を確保している家なので、相当な覚悟がなとできない。普通の給湯設備と併用すると甘えて、そちらに安易に頼ってしまうことになると考えて、敢えてガスや石油や電気の給湯設備は導入しなかったということだ。

「煙が出るので、煙突をもっと伸ばしたい」ということで相談を受けたのだけど、これ以上伸ばすのは支柱を立てない限り難しいし、仮に多少伸ばしても横引きが長過ぎて劇的に改善するわけではないし、煙突掃除もやりにくくなってしまうので、根本的な対策は屋根からストレートに立ち上げることというアドバイスをしてきた。新築の設計段階から相談を受けていれば、絶対にチムニー設置、屋根抜き、ストレートを提案しただろうが、もう出来てしまったものは仕方ない。

燃やし方も、少量の薪をチビチビ焚いて煤や煙を大量発生させていたので、大量に薪を投入してガツンと燃やして、熱交換器の温度をこれまでの70℃前後ではなく100℃に近い領域まで一気に引っ張って、熱を溜めて使う方が効率が良いとアドバイスした。

まずは煙突掃除と焚き方で当面を乗り切って、将来的には屋根を貫通させてチムニーを立ち上げると、だいぶ快適に使えるようになるだろう。その違いをいつか味わって欲しい。

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以前、一緒に薪集めをしていた仲間から、薪の注文が入った。パワフルに大量の薪作りをしてきたメンバーだったから、どうしてかと思って訊いたら、最近、子供のサッカーのコーチで週末の時間を過ごすことが多くなってきて、なかなか薪集めに時間をかけられなくなってきたということだった。

必ずしも自宅で使う分を自分で薪作りしなければいけないという決まりはない。このように無理せず楽しく作れる分だけ自分で作業して、足りない分は買うという方法もありだと思う。薪集めがプレッシャーになったり、苦痛になったりしては本末転倒だ。限られた時間だから、どう配分して、どのように使うかは人それぞれだけど、家族や子供と過ごす時間は貴重なので、子供と一緒に過ごせる時間は大切にした方が良いと思う。子供が成長して中学や高校になったら、あまり親と一緒に遊んだりしなくなるので、楽しめるうちに楽しもう。

ハロウィンの飾りで素敵なエントランスに車を横付けして、薪を手作りの薪棚に積んできた。自分で薪作りをしている人だからこそ理解してくれることがある。「これだけの量と質の薪をこの値段で持ってきてくれるなんてありがたい」という感想をもらった。

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薪を購入することに抵抗がある人もいるかもしれないけれども、薪を購入しないで暖房する場合には、エアコンであれば電気代がかかるし、石油ストーブであれば灯油代がかかる。結局のところは光熱費としての支出が発生しているわけで、それをどこに支払っているかだけの違いだ。

また薪作りする場合には時間や労力だけでなく、チェーンソーの刃、燃料代、潤滑油代、チェーンソーそのもののや薪を運ぶ車両の減価償却が発生している。自分の時給を換算して、これらの経費を加えたら、薪を買ってしまった方が合理的なケースもあると思う。

薪の注文はこちらから。
http://byd02445.cart.fc2.com/ca1/1/p-r1-s/

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薪とペレットのどちらでも燃料に使えるクラフトマンや、丸太ごと燃やせるゴロン太などユニークな製品を作っている、岩手県のメーカーの石村工業から、薪専用のモデルが新発売された。

これまでの製品と違う大きな特徴としては、穴の開いたステンレスの板のユニットを炉の上に配置して、それを触媒として赤熱させて燃焼を促すという新型燃焼方式にある。一般的な触媒とは違って、定期的な交換の必要がなくランニングコストを抑えることが可能だ。

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このステンレスの網目で二次燃焼させる新方式

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炉の上部に装着される二次燃焼ユニット

これは設計者の話を聞いたわけではなく未確認だけど、従来のクラフトマンの弱点だった鉄板の厚み不足からくる炉底の変形の対策も、施されているように思われる。しっかりとした造り込みの良さを感じた。重量もクラフトマンの108kgから126kgと増えていることから推測できる。

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扉を開くと見える円形のカバーを取り外すことによって、燃焼ユニットにアクセスできる

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扉の形もユニーク(横からも炎が見える)

扉の開閉時のハンドルの触感も良く精度が高いことが感じられた。

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最適な薪の長さは35センチだった

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扉の形状から理論上は50センチの薪も入るけど、実用上は使いにくいだろう

定価が60万円と高めなのは、国産で手作りなので仕方ないと思う。定価が30-40万円くらいに設定されている欧米製の輸入薪ストーブに対して、どれだけ競争力を発揮できるかが課題となってくるだろう。

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私のお客様の設置後の初火入れでの取り扱い説明時には、「初日からいきなり薪ストーブ料理」となるケースも多い。その時にそのお家にある食材や道具によって内容は異なるので、臨機応変に対応している。

今回は、秋刀魚と野菜の煮物、カボチャの煮物、冷えたご飯の温め、お味噌汁の温め、焼き芋と5品も作った。

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取り扱い説明時に、いきなり5品の薪ストーブ料理となった

煙突を天板から出すと鍋が2つしか置けないけど、背面から出すと4つ楽勝で置けるようになる。

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煙突を背面出しにすることによって天板が広くなる700SL

一見して広い天板の640CBJや760CBJは鍋がたくさん置けて天板料理もさぞかしできるだろうと思ってしまいがちだけど、天板が二重構造になっているので温度が上がるまで時間もかかるし、パワーもいまひとつだ。

しかし、700SLの場合は炎が直接天板に当たるタイプなので、ガツンと天板の温度が上がって天板料理もバッチリこなせる。天板が狭く見えてしまうのが敬遠される理由の一つだけど、煙突を背面出しにすることによってその弱点は解消される。この煙突配管で無敵のクッキングストーブになる。料理にフル活用したい人には、ぜひとも検討してもらいたい方法だ。45度に傾けたコーナー設置にすれば、デッドスペースの活用にもなり、煙突が後ろに出ても薪ストーブが室内側へせり出てくることもなく、お勧めだ。

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カボチャの煮物も短時間でグツグツ沸騰してストレスを感じない

背面から煙突を水平引きしている部分にダンパー設置して、熱の放出を遮り、炉内へ熱を溜め込み、燃費を良くするようにした。

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ホクホクで柔らかく仕上がった

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ジャガイモは濡れ新聞紙とアルミ箔に包んで適当に転がして柔らかくなったら完成。バターと塩でいただくと絶品

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もう一品の秋刀魚と野菜の煮物も、ニンジンの甘さが際立つ

冬場には薪ストーブで調理すると、食材の味そのもので勝負するシンプルだけど美味しい料理が手軽に味わえる。天板に乗せておくだけで簡単にできるので、炉内調理に挑戦する前に、まずは天板を使ってみよう。

ちなみに、炉内での調理は、炎が落ちた熾き火状態の時に行う。

このようにお客様の状況や時間が許せば、トコトン時間をかけた取り扱い説明を行っている。「火入れ式」と称する焚きつけだけやって速攻で帰るようなことはしない。

初めての薪ストーブを使う初心者の人には二次燃焼のタイミング、薪の追加投入のやり方など、実際にやって見せないと、なかなか理解してもらえないからだ。最初から正しい使い方を身に着けるのは幸せな薪ストーブライフを送るためには必須と考えている。煙モクモクで近所からクレームもらってしまうようなトラウマは絶対に私のお客様には味わせたくない。

そして、薪ストーブ料理を楽しむコツも実際にやって見せるのが一番だ。基本的な暖房器具としての使い方だけでなく、調理器具としての使い方や楽しみ方も含めて実演できて良かった。

取り扱い説明の後は、薪ストーブで作った料理をみんなで美味しくいただいた。

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薪ストーブの真上のサンルームの床はスノコ状になっていて、効果的に洗濯物を乾かせるようになっている

薪ストーブを焚くと、冬の悪天候の時でも、すぐに洗濯物がパリパリに乾いてくれるが、このように二階の床と一階の天井をスノコ状にすることによって、リビングからは洗濯物が見えないけど、暖気がスムーズに上がってくれて洗濯物が良く乾くというメリットがある。

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一階部分から天井を見上げた様子

大きな吹き抜けにしてしまうよりも、家中の暖房効率も良いし、スノコ状の部分の開閉で暖気のコントロールができるのでお勧めの方法だ。

このスノコと階段が家の反対方向にあるので、暖気の循環の対流効果も期待できる。家全体を効率良く温めることができるような配置になっている。

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今年の夏の炎天下に熱中症になりかけながら煙突工事をしたお家。
http://kawahara.cocolog-nifty.com/diary/2014/07/post-1187.html

建築中からコンサルして現場で設計変更しながら、ベストな設置方法を提案した。
http://kawahara1967.blog93.fc2.com/blog-entry-557.html

ただ言われた通りに煙突を取り付けるのではなく、より一歩踏み込んだアドバイスをして、二階の高いところの壁面出しから、チムニーでの屋根出しへとプランと折れ曲がりが少なくなるように変更したので、燃焼も良好だし、メンテナンス性も格段に向上した。こういうアドバイスを受け入れてもらえると、うれしい。

入居後、寒くなってきて「そろそろ火入れを」ということだったので、お互いのスケジュールを調整して、取り扱い説明に行ってきたので、その様子を紹介しよう。

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煙の発生が少なくスムーズに立ち上がる上から着火方式で着火材は使わない

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順調に燃えていく

炉台が狭いが、後日鉄板プレートを敷く予定だ。(背面の柱用のヒートシールドとともに、製作依頼中とのこと)

今回はドブレ700SLを煙突背面出しして天板を広く使えるようにししている。煙突背面出しした影響はどれだけあるか気になる人もいるかもしれないけど、天板から出したのと、ほとんど変らない燃焼状態だ。薪ストーブの背面、天板のどちらから煙突を出すかよりも、煙突を屋根から抜くか、壁から出すかの方が燃焼状態に与える影響は大きい。

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煙突からの目視確認できる煙はほとんどない

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右肩で250℃がドブレ700SLの空気調整の目安

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適切に空気を調整すると、ユラユラとした二次燃焼のオーロラ炎が出てくる

薪ストーブの表面からは保護油が焼けて煙が立ち上がり、少し臭い。知らないお客さんは内部から煙が漏れているのかと勘違いして不安になっていたようだったので、状況を説明して2-3回の使用後は焼き飛んで全く出なくなると話して安心してもらう。

この後、次の薪の投入のタイミングや、投入の方法と空気調整のやり方まで、実演して、一通りの使い方をじっくり説明してきた。

冬場の設置工事の場合には、工事の後にすぐに火入れ説明してしまうけど、夏場の工事や新築中の建物につけた場合には、このように日を改めての訪問となる。入居前の生活感のない状態とは違って、リアルな生活の場で薪ストーブが生き生きとして活躍している様子を見られるのも、うれしいことだ。

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薪ストーブは石油ファンヒーターやエアコンと違って、ファンや送風音がないので、非常に静かな暖房器具だ。時折、パチっと木のはぜる音がかすかに聞こえてくるが、音楽の静粛を邪魔するような耳障りなものではない。そういう意味で、オーディオやホームシアターと相性が良い暖房器具と言える。

今回、コンサルした別荘も、まさにその薪ストーブとホームシアターのコラボが見られる。

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薪ストーブと反対側のコーナーにテレビ、サブウーファー、センタースピーカーをセット

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薪ストーブ側の煙突付近に左チャンネルのスピーカーをセット

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リスニングポジション背面のサラウンドスピーカーをセット

小型で高性能のBOSEの5.1chシステムを巧みにレイアウトしているので、部屋の雰囲気を壊さないでも、本格的な5.1chのホームシアター環境が構築されている。包み込むような臨場感あふれる空間となっている。

薪ストーブを焚きながらのホームシアターでの映画鑑賞で至福の時が過ごせるだろう。

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薪ストーブの設置に慣れてない工務店や設計士が提案する炉台は、たいていの場合薪ストーブの前面が30センチ程度しか確保されていない。自分で自宅で薪ストーブの使用経験がないから、そういう設計になっても仕方ない。

もし設計士に、実際の自宅での薪ストーブの使用経験があれば、そんな狭い炉台は提案しないだろう。火の粉が爆ぜたり、薪が転げ落ちたり、木屑が散ったりという現実を知れば、前面は60センチ程度は確保するはずだ。薪ストーブの前面の炉台の寸法は最低50センチ、できたら60センチ欲しいところだ。

いくら広く作っても、フローリングと高さを同じくしてフラットにすれば邪魔にならないので、可能な限り広く取ろう。薪ストーブの設置前は「広すぎ?」と思っても、実際に使い出すと、広くて困ることは絶対にない。

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実用的な炉台のサイズはこのくらい

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薪ストーブで温められた暖気は自然に建物の上部にいく。大空間の吹き抜けの場合には何も対策しないと天井付近に暖気が溜まって暖房効率がイマイチになる。積極的にシーリングファンを使って対流を起こして、暖気を循環させてやると、上下の温度差が少なくなって、家の中の温度が均一になり暖房効率が良くなる。

その際、薪ストーブの置いてある部屋や空間だけを考えるのではなく、なるべく建物全体を暖気が対流を起こすような設計をしてやると良い。

今回、コンサル&レクチャーした家はまさにそういう造りになっている。冬場には、リビングだけでなく寝室まで含めて暖かくなるだろう。

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天井付近の暖気の対流を促すシーリングファン

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ロフト上部から寝室へ向けて、暖気を降ろすための室内窓を設定

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寝室の扉から薪ストーブへ向けての対流の流れで寝室まで効率的に温める

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大阪のコンサルの現場確認の後には、滋賀での薪ストーブレクチャーに出向いた。

建築中に、図面を持って新大阪の私の出張先に出向いてくれたので、その時に炉台の広さなど改善ポイントを、いくつかアドバイスした案件だ。建物の完成後になって、レクチャーの依頼を受けたので、実際に形になった建物を見ることができた。

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この家には、薪ストーブ屋さんではなく、ハウスメーカーで薪ストーブを設置したので、施主さんが取り扱い説明を受けていない。取り扱い説明書を読んだだけでは判りにくいポイントやコツをじっくり時間をかけて教えてきた。

夕方に訪問して、焚きつけからスタートして、薪の追加投入のタイミングや方法、そして温度の上げ方、空気調整で上手に二次燃焼させるコントロールの秘訣までネスターマーチン独特のノウハウを伝授した。



レクチャーの区切りのついたところで、途中で、海外のビールを飲みながら、奥様手作りの料理をつまみの夕食をはさんで、夜になって就寝前に、朝まで熾き火を残すような燃やし方の実演をした。(しばらく放置した後の薪の追加投入のやり方のレクチャーも兼ねる)

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珍しいポルトガルのビールをいただいた

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手作りのおつまみがありがたい

翌朝、炉底に残っている灰の中の熾き火の復活方法の裏技で、少しの焚きつけ材で簡単に炎を立ち上げて再稼動させるところまで、実際に薪ストーブを使用するに当たっての一連の流れを実際の時系列で実演できた。

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灰の中に残った、わずかな熾き火から一気に立ち上げる裏技を伝授

一泊二日のメニューならではの、奥の深いレクチャーができたと思う。

これで、今シーズン寒くなって薪ストーブをフル稼働させる時に、迷いや不安なく自信を持って使いこなせるだろう。

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翌朝、駅まで送ってもらう前に、近所をドライブしてもらって、琵琶湖の大きさを実感させてもらった

帰りのフライトでは機内から富士山を見ることができて、ラッキーだった。
http://kawahara.cocolog-nifty.com/diary/2014/09/post-6736.html


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地元の里山の会にも所属していて、チェーンソーの講習を受けて、伐採からの薪集めと本格的な活動をされているそうだ。今後、その会では、薪の販売なども考えているらしいが、それについてもアドバイスしてきた。

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使用している薪作りの道具たち

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これから薪棚に入れる薪割りを済ませた薪

いきなり薪の販売を考えるのではなく、里山の会のメンバー自身で、格安で自宅に薪ストーブを導入して、10年程度で灯油代を回収できるような合理性を先に構築して、まずは自分たちの自宅で使う分を共同で作成するところから、はじめる。

そして薪が余ったら、売って、消耗品代や小遣いを少しずつゲットという方向性の方がモチベーションが上がるのではないかという提案だ。

ある程度の人数が揃っているならば、共同で強力な薪割り機を所有して一気に大量生産すれば、個人でバラバラに薪集めしているよりも、はるかに少ない時間で自分たちの時間を節約できるようになるだろう。

メンバーの中に50坪程度の住宅地で薪ストーブをやっているメンバーがいるそうだけど、里山の会の敷地に薪棚を作り保管しておいて、自宅で使う分をその都度持ち帰るというシステムを構築すれば、自宅の敷地を圧迫することなく、非常に魅力的なものだろう。

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大阪で古民家リフォームで薪ストーブをつけたいという施主さんは、既に自分で薪集めを頑張っていて、かなりの量を作成済みだった。このように薪ストーブ導入前に、地道に薪集めをしている場合には、まず失敗はないと思う。

イメージだけで薪ストーブを導入してしまうと、その後に薪集めや薪作りでつまずいたり、乾燥不足の薪を焚く悪循環が起きてしまって、焚きつけ失敗でのトラウマや近所迷惑のトラブルのリスクなどが起きる可能性も出てくることが多いけど、事前にある程度薪集めしておけば、そういうことがなくなるからだ。

薪棚も竹を利用して組み合わせて作ってポリカの屋根をかけて低予算で合理的な造りだった。

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敷地内に作った薪棚

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敷地の竹で作成

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薪棚の内部の積み方は、二列が離れていて風通しも良く乾燥に最適な薪棚

ついついみっちり詰め込みがちだけど、このように通風を確保することによって乾燥がより一層進むのだ。薪ストーブライフの幸せの最重要ポイントが「十分に乾いた薪の確保」なのだ。薪ストーブの機種は二の次だ。2-3年分の薪を確保できれば、その後は安定して、乾燥薪を焚けるサイクルができる。

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築70-80年くらいの古民家を大規模リフォームして、薪ストーブを設置したいという相談を受けた。

既に1年前に家を購入して家族で1年間暮らして春夏秋冬の実情を実感して問題点を洗い出してからリフォーム内容を考えるということで、まさに今、現在進行形で進んでいる。

とりあえずは現場を見ないとはじまらない。物件は大阪なので、ジェットスターで行ってきた

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趣のある古民家で痛みもそれほどなく、そのままリフォームなしでも暮らせそうな感じ

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冬場の寒さだけが問題となっているそうだ

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土間ではなく、家族が集まるリビングに設置するプラン

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十分に広い炉台で問題はなさそう

現在のラフプランを見せてもらって、今後の方向性について話し合った。天窓は作りたくないということだったので、チムニー作成して、なおかつ屋根から登ってもリスクが小さい方法を提案してきた。チムニーにアンカーボルトを設置して、ステンレスの鎖を常時屋根に垂らしておいて、メンテナンスの際にはそれをつかんでチムニーまで登っていく作戦だ。

煙突や薪ストーブの機種についても概ね決定しているようだけど、それらについては後からでもどうにでもなるので、後でゆっくり考えてもらうことにした。ドブレ700SLを検討されていたようだけど、それも一つの選択肢として、この施主さんの状況に合いそうな他のプランも提案した。どうなるかが楽しみだ。

リフォームの際に小屋裏を良く観察してもらって、梁や根太をさけることができる貫通位置を探して、煙突を真っ直ぐに立ち上げられるように慎重に検討してもらうことにした。

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これまで「アース・リー山武店」という屋号で営業していましたが、第三者に対して、(株)アース・リーとの関連性を説明しやすく、誤解されにくい屋号に変更することにしました。

アース・リー販売店「かわはら薪ストーブ本舗」



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私、川原と(株)アース・リーの双方にとっても、中庸な距離感を保てて、ベストな選択と考えて結論に到りました。

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誤解のないように補足しておきますと、(株)アース・リーと喧嘩別れするわけではなく、これまで通り、お互いの信頼関係に基づき、継続して商取引を行います。

「かわはら薪ストーブ本舗」で受注した薪ストーブ設置工事一式に必要な部材を(株)アース・リーから仕入れ、私、かわはらが、責任を持って施工するということになります。

従来は、私、かわはらが受注した案件を(株)アース・リーに紹介して、(株)アース・リーの工事部と私が共同で工事をして、売り上げの一定比率の手数料を受け取っていましたが、今後は、個人事業主のアース・リー販売店「かわはら薪ストーブ本舗」として受注をした分は、私、かわはらと、私の取引先のそれぞれの分野の専門業者(板金屋、左官屋、大工など)と共同で工事を行うということになります。

ちなみに商品の価格や、工事代金については、同じアース・リーグループなので、(株)アース・リーで契約しても、アース・リー販売店「かわはら薪ストーブ本舗」で契約しても、基本的には同じです。

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薪ストーブの煙突には、使っているうちに必ず煤が付着します。温度の冷えるトップに多く付着する傾向にあります。

焚き方、薪の乾燥状況により、煤の量や質は異なりますが、一回焚いた時にどのくらい煤が付着すると思いますか?

新品の煙突で、一回ガツンと焚いて使用した直後の状態を観察してみました・・・・

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ブロマガって何?
今回の薪ストーブコンサル案件は、導入リフォームのだいぶ前から現場を訪問して、総合的にアドバイスさせてもらった。

当初は煙突の屋根抜き、壁出しで悩んでいて施主さんは屋根抜きを希望していたけれども、お父様の強い反対で壁抜きになった。家族間で意見が違う場合に強引なことをして対立するよりも、お互いに歩み寄った方が良いからだ。屋根抜きにした方が明らかに燃焼効率は良いけれども、多少効率が落ちても家族の平和を優先すべきだろうという判断で、壁抜きをお勧めした。

最初の工事の段階では煙突壁抜きでも、屋根の葺き替えリフォームのタイミングで屋根抜きに変更するのもありだし、その場合にも煙突部材の使い回しも可能だ。雨や湿気に強い高品質な国産高木チムニーを採用しているので、将来的にも安心なのだ。その時に、煙突の取りまわしの違いで、燃え方の変化を身を持って味わってもらいたいと思っている。(この違いは必ず実感できるはず)

屋根抜きの場合は、一階と二階の煙突貫通部分から二階に暖気を上げるという技もあるけど、今回のように煙突を壁出しした場合には、別の作戦がある。暖気は自然と上に行くので、薪ストーブ設置の対角側の扉の上部に換気用の室内窓を設けて、それを倒すことで天井付近に溜まった熱をスムーズに二階に上げるという提案をして、それを採用してもらった。ドアを開放しただけより、はるかに効率的だ。

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出入りの扉の上部に通気窓をつけた

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扉だけを開けるよりスムーズに暖気が二階に上がっていくだろう・・・

この冬の厳寒期に、薪ストーブが本格稼動する日が楽しみだ。その頃にまた訪問したい。

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屋外側の煙突設置の後の室内側は楽勝だ。サクっと煙突と薪ストーブ本体を接続して、早速の初火入れだ。

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上から着火方式

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子供たちも興味しんしん

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お父さんは煙突部材の段ボール箱を片づけ中

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イメージ通りに設置完了して、充実感と満足感を味わっている施主さん

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コーヒーとお菓子をいただきながらのレクチャー

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二次燃焼に入った頃には、鉄瓶のお湯も沸いている

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私、川原のイチオシのドブレ700SLの選択となった

自分で納得がいくまで色々と調べた結果、こういう選択をしてもらって、とても光栄だった。

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煙突の配管ルートによって、どこから作業をスタートするかが違ってくる。壁出しプランの場合には煙突を外壁に貫通させて、そこから垂直に立ち上がる部分からだ。

現場現場によって、個別の特有の問題がある。そこをクリアするための手法、手順が判っていれば、スムーズに進むだろうけど、全くやり方が判らない場合には頓珍漢なことをやってしまて、後で気づいてやり直しになったりしがちだ。またポイントを押さえることができず、納得いかない仕上がりになってしまうこともあるだろう。そういうことの防止のためにもDIY施工の場合には、「薪ストーブ設置コンサル」を活用して、有効に時間を使って欲しい。(きちんとやれば一日で終わることでも、自己流で的外れのことをすると何週間も費やすことになる)

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上下の煙突固定金具の芯が正確に合わせることによって垂直に立ち上がる

下げ振りを使って壁面の固定金具の芯と、ベランダの固定金具の芯を調整する。壁面の固定金具は可動範囲をスライドさせることによって無段階にオフセットを調整できる。L字のエルボを撮り付ける前に、位置を出す。

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煙突を固定金具に通してから、壁面貫通した煙突&L字のエルボに接続する

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上部に向かって煙突を接続していき、最後に軒の破風板にステーで固定する

DIY好きのお父さんと、娘さんの共同作業で順調に進んでいった。

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屋外用化粧板を取り付けて、化粧版と外壁の取り合い部分3辺、化粧板と煙突の取り合い部分、ネジの頭をコーキングして防水処理。この部分は黒のコーキングを使うと目立たなくて良い

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屋外側の作業が終わったところでお昼休みにした。

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基本はDIY設置のコンサル案件ということなので、私は基本的な方針のアドバイスのみ行った。

現場での採寸や部材の拾い出しも、敢えてご自身で行ってもらった。この段階で中途半端に私が入ると、甘えが出てしまって万一のミスの時に責任転嫁されるようなことになりがちだからだ。

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全体の図面

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ベランダ貫通部分の図面

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ベランダ用の特注化粧板の設計図

このように方眼紙を継ぎ足して、正確な縮尺で図面を作成して間違えのないように丁寧に図面を作成されていた。私が現場調査する時には、ここまで丁寧な図面は作成しないでポイントとなる寸法だけメモ書きで済ませてしまうけれども、慣れない人が初めてやる時にはこのくらい慎重にやるのが良いと思った。

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このお家では、煙突を壁出しして、そのままベランダを貫通させるプランだけど、ベランダの通行の邪魔にならず、なおかつ二階の屋根の軒先に干渉しない絶妙な位置に通したのがポイントだ。通常よりも壁面から離れたところを煙突が立ち上がるので、壁面のサポート部材には京阪エンジニアリングのものを採用した。これはデザインも美しく、使い勝手も良く、設置工事も比較的簡単に行える優れものなのだ。

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リフォーム工事と同時にメガネ石の埋め込み、ケイカル外壁、煙突サポートの取りつけまで済ませていた

仕事は事前準備と段取りが8分で、実際の施工そのものは2割くらいの感覚だ。薪ストーブや煙突の設置工事の前にここまでできていれば、あとは施主さん自らのDIY施工でも、サクサク進むであろうことは容易に想像できた。(比較的難易度の低い工事内容なので)

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「既存の家をリフォームして薪ストーブを導入したい」ということでのコンサル案件。

妥協しないで、自分の納得のいくまでトコトンきちんと調べている施主さんなので、私も持てるノウハウを全て投入して対応した。私だけでなく、他社にも色々問い合わせた上で、最終的にご選択いただいたそうだ。

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まずは、タイルの炉台、そして石の炉壁を作成する方向で進めた。十分に広い炉台で、そして炉壁は25ミリの空気層と1200ミリの高さを確保するというポイントをおさえつつ、好みの素材をサンプルを取り寄せて選定したそうだ。薪ストーブのカタログから切り抜いた写真をサンプルの上に置いて、イメージをなるべく実物に近い感じでシュミレーションしながら把握したそうだ。

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何十種類もの組み合わせを試したそうだ

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最終的に完成した炉台、炉壁

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炉壁上部の左右には排気穴を確保して、ガンガン焚いて温度を蓄熱させたものを効率的に放熱できるようにした

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炉壁下部の左右には吸気穴を確保して効率良く炉壁裏の上昇気流が流れるようにした

素材はもちろんのこと、細部まで妥協を排した完璧な炉台、炉壁だ。ここに薪ストーブが設置されるのが楽しみだ。

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新築のお家に薪ストーブを設置する現場で打ち合わせしてきた。現場に行くと、図面だけでは判らないことがチェックできるのだ。新築の家なので、骨組みが見えている状態で確認して、理想に近い状態で煙突配管を行いたい。

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設計士さんが作成した図面を元に位置を確認

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下げ振りを使って屋根裏貫通位置を確認

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原始的だけど一番確実な方法

当初の設計のままだと、屋根裏の垂木を切断することになってしまう状況だった。今回は煙突をここで折り曲げるという選択肢はない。一階部分で折り曲げ予定なので小屋裏付近で曲げてしまうと二回の折り曲げとなってしまう。かといって、構造材を撤去するのは、建物の強度にとって良くないことなので、垂木と垂木のど真ん中を煙突が貫通するように修正(変更)するようにアドバイスしてきた。設計士、大工さん、施主さんの三者が揃っていたので、その場で決定できた。

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このように修正可能な早い段階から呼んでもらえると、合理的で無理のない、やり方が提案できる。

設計士さんはこの墨出しの後、いきなり屋根開口してチムニー作成に入ることを考えていたらしいけど、屋根材を葺くタイミングで、板金屋さんが入る日を確定してから、それに合わせたスケジュールを組んでチムニー作成した方が室内側へ雨が入ってこなくて合理的なので、段取りを変更するようにもアドバイスしてきた。

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今回の薪ストーブ設置工事は、既存のドブレの薪ストーブユーザーのお客様からの紹介だったので、工事完了くらいの時間帯に、その方も遊びに来ていた。

私が道具の後片付けをしている間に、お土産として持参した焚きつけや薪で、火を入れて既に焚付けレクチャーをしてくれていた。700SLとは違う機種のユーザーさんだけど、さすがに既存のユーザーだけあって、上手に焚付けていて、全く言うことなし状態だった。(外で見ていて、薄っすらとした煙だったので問題ないと判断できた)

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道具の片付けを終えて、室内に入った時の状態

焚付け後30分程度で、その場に合流して、引き続き使用方法の説明をした。普段の焚付け時からのレクチャーと流れが違うのでちょっとペース配分に戸惑ったけれども、薪の追加投入の仕方、空気調整の仕方などを実際に温度を上げて二次燃焼でゆっくり燃える状態まで実演した。その間にも、手入れの仕方、必要な道具、使う薪の注意などじっくりと時間をかけた。

私の場合、設置工事後に「火入れ式」や「ナラシ」と称してバタバタと火を入れて速攻で帰っていくようなことだけは絶対にしないように心がけている。火災防止に神がかりは不要で煙道火災を起こさない正しい使い方で得られるものだし、薪ストーブの長寿命はおっかなびっくり腫れ物を扱うように使うのではなく正しいメンテナンスで得られるものだからだ。

慣れていると当たり前のことでも、初心者にとっては知らないことばかりなので、この導入段階で正しい使い方を知ってもらうことは、今後の長い薪ストーブライフに当たって重要なことだ。おっかなびっくり使って煙を出してしまって、近所から苦情をもらってしまうようなトラウマは味わって欲しくないので、設置工事で疲れていたとしても、忙しくて次の予定が立て込んでいたとしても、この取り扱い説明は、きっちりと行っている。薪を入れる量やタイミング、適切な炎の勢いなどは、言葉や文字で説明するだけでは、解らないからだ。たいていの場合「そんなにたくさん薪を入れるのですか!?」と驚かれる。

チビチビと低温で焚いて煙や煤を大量発生させているユーザーが多いことは、他社で施工で私への煙突掃除のメンテナンスだけの依頼時に感じるけど、私が取り扱い説明をしたユーザーに関しては、そういう問題は起きてない。函館の薪ストーブ屋さんのファイヤピットさんも書いているけど、触媒機ユーザーで乾燥した楢薪を使っているユーザーの煙突が詰まっているケースが多いというのは私も同感だ。正しく使わないと、いくら高性能な機種でも、煙と煤を大量発生させるのだ。

個人の自営として、一対一でお客様と接しているので、現場確認から、お客様との打ち合わせ、そして施工、メンテナンスやアフターサービスに到るまで一貫して、一人の同じ担当者として接することができる。営業担当と施工担当が違わないメリットを最大限に生かして、親身にお客様と接していきたいと思っている。

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お客様の手作りのDIYの炉台、炉壁/左側に薪ストーブ本体をオフセットさせてサイドローディング側を広く使えるようにしている

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吹き抜けの大空間なので、スライド煙突が接続される、一本上の煙突の最下部に一点支持のサポート部材を配置して壁面に固定した。チムニー内の上部で2箇所、煙突下部で1箇所と合計三箇所での煙突支持でがっちり安心感のある煙突固定ができた。(フラッシングで野地板のみでのサポートだと煙突がぐらついて不安定)

万一の地震の時も薪ストーブのブレ(移動)も最小限にとどまるだろう。

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