春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
いくら天板の温度が上がるタイプの薪ストーブでも、天板でホットケーキは時間がかかり過ぎて実用的ではない。そんな時には、熾火の炉内に五徳とスキレットで焼けば短時間で、中身フワフワ、表面カリカリの仕上がりで美味しくできる。

薪ストーブを連続して燃焼させることの少なくなってくる、今の時期は炉内調理のベストシーズンだ。(真冬はガンガン焚き続けていることが多いので天板調理が中心となる)

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調理する素材にふさわしい熾火の量、炉内の火力の時を見極めるのがポイント

慣れてくると「この火力の時はこの料理が最適」と炉内を見たら感じるようになってくる。

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表面が泡立ったら裏返す

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裏面もこんがり焼けたことを確認して取り出す

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スキレットをテーブルの上に持っていく

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熱の伝わり方が違うので、美味しさが半端じゃない



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薪ストーブの炉内調理の場合には、熾火の強さ、炎の上がり具合で、加熱の方法が大きく違ってくる。

薪ストーブシーズンも終盤になってくると、薪の投入を止めて鎮火方向で、火力が時間の経過とともに、どんどん弱くなってくることが多い。

熾火がまだ薪の形のままで適度に炎が立っていれば、ピザの要領で上手く焦げ目がついた溶けたチーズトーストを作れるけど、弱い時には、炉内だけで、そのような仕上がりは期待できない。こういう場合には、薪ストーブの着火時に使うガスバーナーを補助的に使ってやると良い。

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明らかに弱い熾火

※高感度で撮影しているので、熾火たっぷりに見えるけど、炉内はこんなに明るくないし灰から掘り出してやっと熾火が復活する感じの焼き芋にはちょうど良いくらいの状況(赤い熾火よりも灰の白さが多いことからも推測して欲しい)

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これ以上加熱すると裏面が焦げてしまうであろう、限界で表面はこんなカンジで物足りない

※長時間炉内にこの状況で入れておくと、パンが干からびて美味しくなくなってしまう

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裏面はスキレットからの遠赤外線で完璧な仕上がり

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チーズの表面をバーナーで軽く炙って、焦げ目をつけて溶かして仕上げる

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食欲をそそる完璧な仕上がり

このように、ちょっとだけひと手間加えるだけで、仕上がりが全然違ってくる。

残り少ない薪ストーブシーズンなので、火が入っている時には、めいっぱい活用したい。

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私の地元の千葉県内で、今度の夏頃に着工、冬頃に引き渡し予定の新築住宅に、薪ストーブ設置する案件で、工務店へ打ち合わせに行ってきた。

このような新築での薪ストーブ設置工事の打ち合わせに行くと、毎回必ず決まって工務店(設計士)と、私の間で繰り広げられる攻防戦がある。それは炉台のサイズと、煙突の構造だ。

私は使い勝手やメンテナンス性を最優先しているので、なるべく広い炉台を提案しているけど、、家を作る側は薪ストーブは「お飾りのアクセサリー」なので、本体がちょこっと乗るギリギリの小さなサイズで、煙突は安上りなフラッシングで考えていることが大半だ。

実際に使いはじめると、鍋や五徳、火ばさみなどの道具を置くので、炉台周りは広さが必要になる。今回も図面を確認すると、赤い線で設計されていたので、最低でも青い線くらいまでは広げるべきだし、それでも狭いくらいで掃き出し窓の方まで延長して全部炉台にしても良いくらいだと伝えてきた。(今回はフローリングとフラットな炉台なので、広くしても邪魔にはならない)煙突に至っては、図面に盛り込まれてもいなかった。煙突についても、よく見かける三角錐の金物のフラッシングで軽くスッキリと目立たない方向で考えていたようだけど、メンテナンス性や雨仕舞いの問題を考えると、角トップ&チムニーで仕上げるのがベストなので、今回もその方向で話をしてきた。

私が言えること、伝えられることは、打ち合わせ時に最大限にアピールして最善を尽くしたので、あとは施主さんと工務店の間の協議で、最終的にどの線で決まるのか決まる。

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炉台のサイズの大小

設置前は私の提案を受けて「こんな広い炉台は無駄なんじゃないの?」って思われているけど、設置後は「もっと広くしておけば良かった」という本音が出てくるのがほとんどなので、大胆に思い切った広い炉台にすることをお勧めする。

煙突に関しては、自分でメンテナンスする場合には圧倒的に角トップの方が安全性が高いし、雨漏れのリスクも低い。また、工事に関しても、瓦屋さん、板金屋さん、ストーブ屋さんと、複数の職方のスケジュール調整をしなくて済むので、現場でも、無理ない工期を組める。

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煙突の高さとチムニーor フラッシングの攻防

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屋根のポリカ波板を打ち付ける下地作成完了

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フォークリフトで波板を屋根と同じレベルまで持ち上げる

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屋根を打ち付けていく

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雨樋をつけて、外壁ポリカを打ち付ける下地まで完了

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収納を待つ、メッシュパレットボックス入りの薪



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単純な「薪棚」の場合は、ここまでのピッチで間柱まで入れる必要はないけれども、現在作成中のものは「薪小屋」なので外壁のポリカ波板を打ち付ける下地の垂木を打ち付けるための間柱も必要になってくる。中途半端に作ると、強風や地震で破損するので、必要十分な強度を確保するために、しっかりと本格的な作りになっている。

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筋交いや火打ちを要所に入れて構造全体としての強度を確保

四角形だけの構造だと、地震の際に左右方向に振られた時に、平行四辺形にひしゃげて潰れて倒壊してしまうので、筋交いや火打ちを入れて補強している。

かわはら薪ストーブ本舗では、依頼があれば薪ストーブ設置工事だけでなく、このような本格的な薪小屋や薪棚も作成する。もし、近所でやってくれるところが見つからない場合には、相談に乗る。薪ストーブ店ならではのノウハウを投入して、ユーザー固有の環境や条件に合わせてカスタマイズした、使い勝手の良い、理想的なものを提案する。



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収納予定のメッシュパレットボックスと薪小屋

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薪置き場の全景

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